アラジン

 ディズニー映画は大好きです!


 ウォルト・ディズニーがいなくなり、ジョン・ラセターが入るまでの、過去作の安易な続編ばかり作っていた暗黒時代の作品も含めて、わりとほぼ制覇しているんじゃないかしら(でもシンデレラ3は意外と面白いです)


 なかでも私が大好きで、唯一DVDを持っているディズニー映画がこちら!




 アラジン!!!!




 もうほんとに、ジーニー!

 ジーニーだよねほんとの主役は?!


 そしてプリンセスのジャスミンもすてき!


 歴代のプリンセスの中でいちばん好き、だってジャスミンはほかのプリンセスとちがって、自分に友だちがいないって自覚してるんですよ? そして機転がきくんです。アラジンを助けるために好きでもない男とキッスするくらいロックな女!





 そんな実写化。

 そうこれは実写化のレビューなんです。


 私はちょっとだけ不安でしたとも。



 大好きすぎて思い入れありすぎるしyoutubeの予告映像観て「え、しょぼくね……?」とか思ってしまったからです。


 それにほかの実写化に対して少しずつ不満がありました。


 シンデレラは脚本は素晴らしかったけど、衣装ケバくね? って思ったし、


 美女と野獣では「ジャックと豆の木」を読んで喜んでたベルが革新的な女性に様変わりしてて、「ただの読書好きはプリンセスとしてふさわしくないってこと……?」とショックを受けたし。






 でもね、杞憂だった。


 杞憂でしたよ旦那!!!






 あーもー。

 いいですね!


 いろいろ改変されてましたがどれもいいかんじっす!


 アラビアの世界観素晴らしかったっす最高!


 もう、観たらわかると思うけど、最初の「アラビアンナイト」の歌が最高!!!


 あそこでもう百億点だよー!!!!





 アニメ版のころから、ジーニーって結構シビアだなって思ってました。


「おれはこんなにいろいろできるぜ〜」って歌うんですけど、アラジンがその歌の最中に恩恵を受けることは一切ないんですよね。歌のあいだ、ごちそう食べたりしてないんですよ、よく見ると。願ってないなら魔法使わねーぜ感がすごい。


 でも実写版のジーニーは「裁量」という言葉を使います。「ディティールはしっかり詰めろ」とアラジンに助言する。わりとジーニーの気分で魔法が使われる。



 これは大事な考え方だなって思いますよ。


 私の大好きな小説のバーティミアスもジーニーと同じジンなんですけど、ヤツはこの「裁量」を最大限使っていかに主人を殺してやろうかといつも考えています。命令のスキを常にうかがっている。だから命令するほうは細かいとこまでしっかり詰めないといけない。まるでアメリカ製品の説明書のように長々と。


 ジャファーにもこの考え方、必要でしたね。笑。





 とりあえずこの実写化映画を観終わった私の感想は以下になります。



 ※ネタバレを含みます。










 ダリアいいなああああ!!!


 私もジーニーに口説かれたいよー!!!!!!!

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