グリーンブック

 はい、今年の最優秀作品が決まりましたのでご報告します。


 グリーンブックです。

 映画部部員は必ず観に行くように。




 舞台は人種差別の根深い1962年のアメリカ。

 天才黒人ピアニストが雇ったイタリア系用心棒。彼らは黒人専用ガイドブック「グリーンブック」を手に、差別の色濃い南部へコンサートツアーに乗り出す。


 実話。





 もう、ほんとに面白ーい♡

 主人公のヴィゴ・モーテンセンはイタリア系じゃないらしいけど、もうイタリア人にしか見えないよ! たよりになるー♡ 守ってー♡


 そして、おそろしいまでの差別。

「個人的な差別じゃないんですよ、しきたりなんですよ、ご理解ください……」


 どこでも似たようなことがあるのだな。

 差別する人あるある「差別じゃなくて区別です」


 もう、ほんとにつらい。イタリア系もアメリカでは被差別側なんだよね。仕事が無いからマフィアになったって聞いたことあります。「おれはイタリア人がみんなパスタ好きって言われても気にならないぞ!」それはそうなんだけど。わかるけど、ちょっと比べ物にならないから、少し静かにして。だまれ。運転中は前を見ようね!


 フライドチキン食べるシーンがお気に入り。

 いや、ピアノの演奏すごいしどうやって撮影したの? まじで謎。弾いてる指と俳優の顔ってふつう別撮りしない? え? ほんとに弾いてるわけじゃないよね?


 感動するしちゃんと笑えるエンタメになってるので全人類に観て欲しい。

 おすすめです。

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