ダラス・バイヤーズ・クラブ

 ひっさびさにかっこいい映画を観てしまったよ!!!



 最近、毎週ゲオに行くのが苦痛なんです。


 いつもなんとなく二本借りるって決めてるんですけど、ぶっちゃけなにを選んだらいいかわからない。つまんない映画が続くとさすがに疑心暗鬼になります。ネットでおすすめ調べても、「観ておくべき映画50選!」のしょっぱなにツマラン映画とか並んでるとやる気なくすもの。



 でも、今回みたくテキトーに「実話か。観てみよ」と借りた映画がめっちゃいい出来だったりすると、やめらんねーんですわこれが。





 主人公はテキサスのカウボーイ。

 クスリをやって、女におぼれ、ロデオでギャンブル。


 そんな「たくましくない男はホモやろう」な男が、エイズを発症。



「は? んなわけねえだろ! おれをホモだっていうのか?!!」



 エイズ=男性同性愛者という認識が強かった時代。触っただけで感染するなどと、誤解による差別と偏見が露骨で、医者ですら薬の善し悪しが分からない。


 製薬会社の癒着から、AZTという新薬が患者に投与されますが、病状は悪化の一途。余命30日を告げられた主人公は、薬を求めてメキシコへ。



 そこで、彼は闇医者に言われます。


 AZTを今すぐやめろ、と。





 ここからがめちゃくちゃ面白い。


 アメリカでは無認可の、毒性のない薬。これを彼は「個人用」と称して密輸、違法にならない方法で患者たちに売りさばく!




 とにかくこの主人公がかっこいい!


 はじめこそ「俺はホモじゃない」と突っぱねるも、感染経路を調べて納得、治療法を模索し、新しい薬の存在を知ってからも法律に医学にと勉強しまくり。すげえ!


 密輸するときには、変装も欠かさない。ここ、映画の見所のひとつね! 笑



 ビジネスパートナーになるトランスジェンダーのレイヨンが、いい!

 彼女、まじで美人です。



 どこまでが実話なの?


 素敵すぎない???




 久々にいい映画を観た。

 これだから映画はやめらんないね。

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