映画部☆活動報告

オデッセイ

　カクヨムをご利用のみなさまにぜひお勧めしたい。

　もっとも成功したweb小説のひとつ！

　原題「火星の人」の映画化作品でございます！！！

　原作を読んだ私からひと言。

　めっちゃいい出来！！

　およそ原作つきの映像化作品としては、大成功のひとつに列挙して申し分ない出来ではないでしょうか。ユーモアも残したまま、７０年代ディスコが笑える箇所で流れ、あまりにも科学的すぎてついていけない描写は映像できっちり魅せてくれる。

　ひゅう！

　最高だぜ！！

　さて、「オデッセイ」といえばギリシャ神話の王様の名前。

　行って帰ってくるのに何十年もかかった逸話の人です。（ちなみにオデッセイのエピソードのはしっこには、ナウシカという名のお姫様も登場します。こういううんちく大好きです）

　つまり、オデッセイは帰って来る！　ハッピーエンド！

　そしてこの映画のマット・デイモンも帰って来る！　ハッピーエンディング！

　とにかくこのマット演じるマーク・ワトニーが面白すぎるんですよ！

　普通ね、火星に置いてけぼりを食らって、ジョークを飛ばしながら十字架けずって水を精製します？　「おれは火星を植民地にしたぜ！　いえい！」ですよ。

　ほんとタフです。

　観ていて飽きない。

　ちなみにこの映画を観たのは、自給自足を地でいく父とミャンマーに行った飛行機ででした。はじめは父がおそろしいことに「進撃の巨人」の実写映画を観はじめていたので、どきどきしながら「それおもしろい？」と訊いたら「面白くない」と即答。おもむろに映画を選び直し、見始めていたのがこちらの「オデッセイ」でした。

　おそらくロビンソン・クルーソーよりもサバイバルに長けている父、「これは面白い」と言ったので私も見習ってオデッセイを鑑賞。

　最高でしたね。

　父は気に入って帰りの飛行機でも「オデッセイ」を観ていました。

　それだけの価値はあります。

　ちなみにほぼ原作どおりでしたが、ラストで大きな変更点がありましたね。

　スタッフのみなさま。

　ワトニーにアイアンマンをさせてくれて、本当にありがとうございます。合掌。