映画部☆活動報告
みりあむ
帰ってきたヒトラー
さあ、記念すべき第一作目は比較的有名どころでいきましょう。
え? 知らない人います?
帰って下さい。
ここは映画好きの集まる場所でございます。
はい、ドイツでも原作小説がベストセラー、賛否両論が渦巻く中、大ヒットを記録した作品ですね。
現代にタイムスリップしたアドルフ・ヒトラーその人が、自身のモノマネ芸人としてメディアに食らいつき、得意の演説でプロパガンダを展開。
あれ? ヒトラーの政治観って、わりと現代でも通じるんじゃね? つうか、民衆は彼をこそ必要としているんじゃね…? と観ているこっちがドギマギさせられちまうこと間違いなしでした。
ちょっと政治の話とか難しかったですね。すみません。
感想としては、
「テーマはめちゃくちゃ面白い! でも、映画としては中途半端だろ!」
です。
実はこの映画の撮影、けっこうドキュメントチックに行われていて、普通の一般人にヒトラー役の俳優さんが話しかけ、ドイツの今後、どう思う? って本音を聞きまくったみたい。そのシーンが全部面白い。ことごとく「ヒトラー万歳」の方向に向いていて、「おいおいこれ大丈夫なのか……」と他人事ならざる心配を抱いてしまう。
もちろん、不快をあらわにする人もいるにはいたんですけどね!!
しかし、それ以外の主人公目線のシーンが退屈なのですよ。
こいつより閣下をみせろと文句をつけたい。それくらい、ヒトラーの登場シーンはほとんど全部面白いです。
戦争もの映画のパロディを多用しているんだけど、それも中途半端で、笑えそうで笑えない。そこはかとなくただよう残念感。つらい。(ちなみに、ニコニコ動画などで流行った総統閣下の「嘘字幕シリーズ」シーンのパロもあります。びっくりするくらい面白くなかった)
まあ、ハリウッドに慣れきった人間がヨーロッパ映画に手を出すと、テンポの悪さに辟易するのはよくある話でございますよ。
最初の一本目くらい、手放しで褒めちぎれよ! て思う。
すんません。
原作はマジで面白いらしいので、いつか読もうっと(いつになるやら)
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