命の判決断(ゲーム)
黒泉杏哉
序章 支配人の勧誘祭
第1話 勧誘
いつからだろうか。僕に感情という感情が消え去ったのは。
友達と思っていた人に裏切られいじめられた時だろうか。告白をして振られた時だろうか。この世界が平等とは程遠い世界と知ってしまった時だろうか。
感情がいつ消えたのかさえ僕には分からない。
そんなある日僕の元に一通の手紙が届いた。
黒色の封筒に薔薇のシールでしっかりと封にされていた。
何のためらいもなく驚きもせず中身を見る。
あなたは非常に優秀な才能の持ち主です。鋭い目つきに他人に気づかれない存在の薄さ、身体の内に秘められた底なしの身体能力と才能。そして
誘いが来た。僕が思ったのはただそれだけだった。僕は手紙の裏に書かれた場所に行くことにした。
断る理由もなければ特別遊びたいとも思わない。
ただ誘われた。それだけだった。
この誘いは支配人のただの気まぐれだった。
だが後にこのお遊びは......おっとあまり言い過ぎてしまうとこの後がつまらなくなるからまた次回お会いしましょう......
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます