命の判決断(ゲーム)

黒泉杏哉

序章 支配人の勧誘祭

第1話 勧誘


 いつからだろうか。僕に感情という感情が消え去ったのは。

 友達と思っていた人に裏切られいじめられた時だろうか。告白をして振られた時だろうか。この世界が平等とは程遠い世界と知ってしまった時だろうか。

 感情がいつ消えたのかさえ僕には分からない。

 そんなある日僕の元に一通の手紙が届いた。

 黒色の封筒に薔薇のシールでしっかりと封にされていた。

 何のためらいもなく驚きもせず中身を見る。


 あなたは非常に優秀な才能の持ち主です。鋭い目つきに他人に気づかれない存在の薄さ、身体の内に秘められた底なしの身体能力と才能。そして生命いのちと言うものをなんら躊躇わずにその精神。どうですか?是非私共と一緒にをしてみませんか?


 誘いが来た。僕が思ったのはただそれだけだった。僕は手紙の裏に書かれた場所に行くことにした。

 断る理由もなければ特別遊びたいとも思わない。

 ただ誘われた。それだけだった。


 この誘いはのただの気まぐれだった。

 だが後にこのお遊びは......おっとあまり言い過ぎてしまうとこの後がつまらなくなるからまた次回お会いしましょう......

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