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  •  異世界ファンタジーを書く時に役立ちそうなオススメの昔の料理本を2つ紹介します(双方とも中世ヨーロッパの資料ではありません)

    ①「小さな家の料理本」

     西部開拓時代の生活を書いた「大きな森の小さな家」に出てくる料理の作り方を書いた本になります。

     異世界ファンタジーで良くある中世ヨーロッパを扱った物ではありませんが、村の商店で食料をすべて買い込む事が出来ないような開拓民の料理ですから、自然の食材を使った物が多いので何かと応用できるでしょう。

     食材の保存方法や下ごしらえなどにも軽く触れられ。料理の紹介の初めには小説の一部が引用されており、どういったシュチュエーションで作るのかイメージしやすく。ファンタジーで良くある人里から離れた山の中でひっそりと暮らしつつも、たまに人里に下りて来て保存食も使い完全に自然に依存してはいない生活をしてる様な人の食生活をイメージする時に役立つはずです。



    ②「シャーロックホームズ家の料理読本」

     あの有名なシャーロックホームズの時代の料理本です。イギリス料理は不味いとよく言われますが、これを読むと何となく分かる気がします(美味しそうな物もありますけど)。

     焼き焦げを取る方法や、虫が寄らない様に灯油で窓を拭くなど生活の知恵が少し書かれた後になぜか病人食の紹介! ビーフティーなる肉のお茶、つまり肉の煮汁で、しかも当時環境汚染が問題になっていた時代に雨水で作る暴挙が書かれており、しょっぱなから読者の食欲を削ぎ落す珍しい料理本となっております。

     スチームパンクの舞台になりやすいイギリス、そして魔女の本場ですから自身の作品で魔女を登場させるときに、食事で安全な食材を使いつつも読者を少しギョッとさせたい時は良いかもしれません。(病人用ビーフゼリー、栄養満点の臓物スープなど)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おぉ、流石は軽見さん、絶妙なチョイスをどうもありがとうございます。早速アマゾンその他で探してみます。m(__)m