第48話
そんな波動の低次元のやつの、波動さえ、ふりほどけない ・・・・そんな、自分も、それだけの、奴だったって、ことだ。そんな、低次元に、かち合うならば。 どんな次元であろうが、ムカつくやつは、ムカつく。どんな次元の相手か、知らないが、じぶんの、たからものを、壊されるなんて、どつきまわしたい、ほど、ムカつく。そんな奴に勝つには、そんな奴の実力以上の、人間で、あることだ。手が、届かない、くらいに。歯が、立たない、くらいに。なめられ、まくって、命令されて、おこられて、じぶんの言うことを聞かそうと、される、とは。でも、それは、ある意味では、わたしがしかけた、わなかも、しれない。 そう、なるように、わたしは、わなを、作ったの、だろうか。なんの、ために その、わなにかかったなら 起きることを知っていたんだろう。 それともけして、言いなりにはならない、と、いう、自信があったのか。 はじめは、あったと、思う。でも、次第に、この人たちが、自分の言いなりにも、なりにくい、ことに、気づいた。ときには、遅かった、と思う。聞き分けのない、こどもの拷問が。おもちゃを買って。おもちゃを買って。なんで、買わないんだ? いつに、なったら、買ってくれるんだよ? こどもの、脅迫性は、つよくなって、いった。 ゆっても じぶんのこどもである。自分のほうが、つよい。その自信が、命取りに。こどもは、そう、言いながら、笑っている だから、こわい。怒りながら、笑っている。手がぷるぷる、いかりで、ふるえながら、かおは、まんめんの、えみ 寒気が、しませんか? 悪寒が、しませんか?ふつうは、感情は、どちらかだ。顔のまんめんのえみの マスクは マスクと いうことだ そのマスクの うらがわに あるかおを そのえがおのマスクは、かんぜんに 隠している。 顔が マスク 。 そのかおを、信じた自分にとって、 それが、うその、つくりもの。 だったなら?だれと、いったい、居たの?だれと?しゃべってたの? か、分からなくなり、相手には 自分は みえて いない マスクの 穴から しか。 部分的に、しか。レンズごしに、しか。盗撮用の、テレビ画面のなかに、きょうも、わたしは、写し出されて、そこに、いる はずである。永遠に。そのテープのなかに。
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