第38話

わたしのなかには、なにか、いる。     彼女らの、中には、なにか、いる。   わたしが、しあわせになったら、わたしの、しあわせは、ゆるさない、ゆるせない、・・・ものが、なにか、いる・・・。そのものが、うごめく、だろう。もし、しあわせに、なったら・・・・・。もし、しあわせになっていたら・・・・ナイフは、のどもとに、向けられる。そのナイフは、わたしだけ?ならいいが、一緒にしあわせになった人が、いるなら、そのひとに、向けられるんじゃないか。     保証はどこにも、ない。もちろん、わたしの言い分を証明する文書は、どこにもない。 裁判は天で、あるのみだ。さばくのは、神だ。                   その日、わたしにいいこと⭐✨✨⭐が、あった日、ある、同僚が、2人くらい、発狂するみたいに、へんに、なった。爆発的に、キレていた。もともと、キレやすい人だが、異常だった。そこの、現場で、ちょうど、二ヶ月まえには、人が、キレて、暴力をおこして、警察がきて、事件になった、ばかりだ。 その人が、キレる前、そのひとに、ある人が、キレて、いた。その人の様子は、異常だった。どついて、つめよって、からんで、おどして、を、ずーっと、止めなかった。   おかしく、なっちゃってるな、つまり、憑いてるな、と、すべてを、知っている、わたしだけは、ぴんと、きた。なぜなら、それは、わたしの中にもいるし、その人、そして、その人がキレている、人、そして、まわりの、数人に、同じように、パラサイトし、乗り移り、おなじ、異常な行動を、数人が、とるように、なるからだ。         そんなこと、あるもんかな、思われるだろう。もちろん、そうだと、説明されても・・・わたし自身が、そう自分に説明していても、わたし自身、信じられない。

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