第32話復讐
強い復讐心は、おなじ思いを、あいてに、させてやりたいと、ねがう。 目には目を。歯には歯を。 腕を切られたら、うでを。 ストーカーが、抱えた憎しみは、ひどいことを、言われ、傷ついた。好きだという思いが、叶わない・・・・・・・以上だ。 傷ついた量も、傷つき方も、おなじ。 それが、復讐だ。まったく、おなじ、心理状態に、なっている。細胞膜を容易に通過した、電磁力は、同一人物の、電磁的記録を、細胞内に、つくりだし、脳内をおなじ、記録に変える。それは、ほんとうに、容易だ。 その感情のぬしが、障害児だった場合・・・ 一般人には想像をこえる、きかなくなった、感情の、野放しが、コントロール、制御不能の、感情という、波動が、本人から、送り主に、おくられる。受領の意思は、聞かれない。本人を、知らない関係ない人までが、無条件に、うけとっている・・・・。 もはや、無法地帯・・・・・。100人以上の従業員に、つぎつぎ ひょうい していく。もはや・・・・津波だ。そして、だれも、いなくなった・・・・・・。正常者は。自分さえ・・・。 障害児のストーカーのおとこの子の、よく着る、あまり見かけない、うすすぎる、スエットのパンツは、会社のいたるところで、見かけるように、なる。一見すると、異様な、作業をしないで、携帯電話をただ一心に、見つめるスタッフを、だれも、注意しない・・・・。まわりも、すべて、その子だから。 ここには、だれもいないのかもしれない。メンバーは、夜勤と昼の勤務と で、まったく入れ代わる。ない・・・・・。夜勤には。 お昼の勤務とまったく同等に、へいわでやさしく、なごやかで、くうきのひとつぶ、ひとつぶが、愛で できてるように、はじめは、愛がながれてた。聞こえない音量で。 ためしに昼勤務の、時間帯に、いてみる。ある。まえ、かんじた、言いようのない、落ち着く空気。 わたしの半径10メートル前後にしか、そのダークマターは、ない。 差している傘の、内側にだけ、あめが、ふってる だからあえて半径20メートル先にいるひとに聞いてみる。自分のこと、どう、思うか・・・。自分に、なにが、起きてるか・・・・。 大好きだ・・・・・好きなひとが ・・・・ そう・・・・もう、それしか、見えなくなった生き霊の気持ち。 だいすきだ ・・・・これが憑依でも かまわない 福祉専門学校で、歌ったローレライ・・・・ 近ずいてはいけない危険な、ライン川のうず巻きの、そばに、美しい女性が、現れる・・・・ 水夫はみな、近づいてしまう・・・ そして、のみ込まれる・・・・・ 幻覚だと・・・・分かれば、助かる・・・・。幻覚だと、分かるのに、近づいてしまうらしい。 その下には・・・・うず巻きが・・・・・。 わたしのボートは、もううず巻きの、うずの、潮に、引かれている・・・・。 引き返すのは、容易だ。けど、引き返す・・・ 強い意思が、ない・・・・。 彼だけ みている 彼の 立っている場所が、何もない ビルの上でも そこにビルがあると 彼に 近寄る わたしを ハッと、目覚めさせるのは、 なんなん だろう。 誰なんだろう。 彼が、好きだ。農業もそのために、やめているし、人生のすべてに、ストップをかけて、わたしは、かれを、待っている。 待つのも、わるくない。 わたしのいちばん、すきな待っている時間は 友達か彼氏と、夜の海に釣りにいき、 カレイの蛍光用の、ウキを、なげ、 すこし、さむくて・・・・でも、夏で・・・ 魚なんか、関係なくなって、おしゃべりに夢中になる・・・・・・ いつか、帰れるかな・・・そんな時間に。 いつか、行けるかな・・・・彼と釣りに。
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