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二日後のことだったとは。
昨日の夜8時か(いや、亡くなった当日である一昨日の、だろうか)それ以上進まない30分を過ごし続けているんですね。
生きている限り出口がない分、今までで一番、救いがない。
でも私は、無理やりにでも救いを見つけるんです。その救いとは、時計が元気に動いていること。
この時計は、彼女が生きている限り動いていてほしいなあ。
時計が止まった時こそ、全ての事象が彼女にとって絶望に変わる時だから。
作者からの返信
ぐっ、これはホラーだと思いきや、救いを見つけられるとは……
正確な時間を愛する人間に、それを無意味に感じる瞬間が来るといった話でした。
時間よりも大事なものがあったという意味では、作品自体は悲惨な話ではないかもしれませんね。
でもやっぱり、ちょっと絶望的かも。
永遠に繰り返される三十分は、いつかその先に進むことが出来るのか。
それにしてもこれは、昨今の混乱を暗示していますねえ。
……預言者?
作者からの返信
そこまで狙って予言出来るなら、今頃SFを量産してますw