なぜなにゴスリリ2
おはようございます。会えなかったときのために、こんにちはとこんばんはとおやすみなさいも。
長串望です。
前回のなぜなにゴスリリはお役に立ちましたでしょうか。
今回も皆さんから寄せられた質問にお答えしていきたいと思います。
はい、というわけで今日の質問第一弾はこちらです。
「ウルウはガ〇ダムに勝てるのでしょうか。
全身鎧とかは関節部の薄い所を狙って即死が通りそうな気がするのですが、例えばゴーレムなどの無機物内に乗り込んでいる相手に即死が通じるのかなと。」
いぬさんからです。ありがとうございます。
まず、そうですね。ガン〇ムには勝てませんね。
あの、版権的に。
というのはまあ一応言っておくとして、実際のところどうなのでしょうか。
一つ一つ考えていきましょう。
前提として、閠の使う《死出の一針》をはじめとした武器の即死効果は、相手の生身の体にあたらなければ発動しません。
生物相手の効果ですしね。
なので当たらない限りは効果が出ません。
ではまず全身鎧です。
よく関節部分の隙間が弱点扱いされますが、試しに全身鎧で画像検索してみますと、驚くほど隙間がありません。装甲のない部分は弱いということはそりゃあ誰でも思うことなので、しっかり防御されていますね。
可動部分も複数の装甲を綺麗につなぎ合わせて、滑らかに動くようになっています。
きちんとした鎧だと歩き回ってもガチャガチャ音がしないそうですね。
さあ《針》で相手を刺し殺すぞ、となってもどうも刺さりそうにありませんね。
《針》自体の武器攻撃力は低いので、鎧をさっくり貫くことはできません。
じゃあ鎧着てたら効かないじゃん、というのは少し待ちましょう。
というのも、ゲームではちゃんと鎧着てる相手にも効くからです。
皆さんも即死効果のあるゲームで、似たような場面を見たことがあるかもしれません。
他にも、どうやったら効くねんというビジュアルの相手に毒や麻痺や眠りや火傷が効いたり。
雑にゲームの効果を再現するプルプラちゃん様のことですから、鎧くらいならやれそうです。
ならどうなるかといえば、恐らく目穴などのどうしようもない開口部をピンポイントで通すことになるのでしょう。
もとがクリティカル前提のとっても確率の低い即死技ですから、そのくらいは必要でしょう。
そして閠の幸運値ならそれができるでしょう。
ということで、全身鎧は(よほど変なのじゃなきゃ)いける、ということでよさそうです。
次に、ゴーレムなどの無機物に乗っている場合ですね。
これも全身鎧の流れを使ってよさそうです。
つまり、当てられるなら殺せるということです。
搭乗席が完全に覆われ、物理的に《針》を届けることができないのであれば、即死効果の条件を満たすことができませんから、これは無理そうです。
実質的には即死無効の無機物相手と同じでしょう。
最後にガのつくアレですが、お察しの通り即死は効きません。
ただ、そもそもの質問が「閠は勝てるのか」ですので、その答えとしましては、勝てる、かも、ですね。
いろんなガがあるので、ここは横浜にも建造された初代ので考えていきましょう。
ざっくりとした情報としては、高さが18メートル、重さは本体が43.3トンとのこと。
えらく軽いですね。詳しくはないんですけれど、ずっと小さな戦車とかより軽いのでは。
その軽いボディの装甲には、ルナ・チタニウム合金とやらが、特殊樹脂や強化セラミックを充填した三重ハニカム構造になっているとかなんとか。
このルナ・チタニウム合金は、名前の通りチタンの合金の仲間で、放射線の遮断に優れているとか。宇宙での運用を考えると最重要案件ですものね、放射線。そしてその上で十分な強度も出せる、と。
実際の強度はどんなものかというと、ザ〇の装甲材である超硬スチール合金の二倍くらいだとかなんとか。
多分この合金も宇宙世代にふさわしい強度なのでしょうね。
この超硬スチール合金の装甲はガのやつのバルカンで穴が開く程度であり、その二倍というと、まあバルカンの連射で穴が開きそうですね。
即死攻撃は勿論効きませんが、閠はそういう即死の効かない相手を倒すために爆弾の類も常備していますね。数は限られていますが、それなりに威力がありそうです。
ガのやつは人が乗って戦うものですから、当然乗り降りのための開口部があり、他にも可動部が多く存在しています。当然、簡単には壊れないようにできているでしょうが、やりようはいくらでもあります。
基本的にガのやつは同じようなサイズの敵と、レーダーの効かない有視界戦闘する機体です。当然、人間サイズの敵と戦うようにはできていません。
初代本編でも爆弾を直接取り付けられるなどの回があったり、シリーズにも工作兵による破壊工作がしばしばみられます。
人間サイズの相手をとらえられるほどセンサーは敏感なのかは謎ですし、そもそも《
あとは直接爆弾を設置して爆破してやれば、十分勝ち目はあるかもしれません。
断言できないのは、まあよそ様の作品なのもあるんですが、ほら、ガのやつに乗ってるのニュータイプなので。
キュピーンされたら普通に気づかれそうで怖いですね。
まあコラボ作品との戦闘は双方にあとくされの無いようにって言うあれもね!
そんな形で誤魔化したところで、次の質問に参りましょう。
はい、nabeさんからの質問ですね。ありがとうございます。
「ロマンサー達のゲーム時代での互いのPVP戦績ってどんなもんなんでしょう」
ということで、《エンズビル・オンライン》内の戦績ですね。
これがちょっと難しい。
基本的に《EO》内ではプレイヤー同士は攻撃できないようになっています。
PVPは示し合わせたプレイヤーたちが、特殊なマップに送られる形で行われます。
人気なのはGVG、つまりギルドバーサスギルドとも呼ばれるものや、制限時間内に生き残ったものが勝ちの乱闘形式など大規模なものでですが、個人間やパーティ単位でもできます。
個人間で勝負した場合、これといって何か手に入るわけでもありませんので、純粋に対戦ゲームしたい人、《
《
乱闘形式の場合、お互いにお互いのことクッソ面倒くさいと思っているので、よほど競い合ってるか相性いいかでないと挑みさえしません。
なのでほぼ戦績がない、という答えなんですけど、これでは面白みがありませんね。
現在までに登場した転生者の内、戦闘に向いたメンバーの相性をちょっと考えてみましょう。
閠ことエイシス、無敵砲台の紙月ことペイパームーンと未来ことMETO、そして春原雛菊が操作するHAL-1からHAL-4のHALシリーズ。この三組ですね。
単純に数で考えた場合、一対二対四。数の面で言えばHALシリーズが強そうですが。
ここはそれぞれの組が正面から、十分に相手への対策を組んだ上で勝負すると考えましょう。
エイシスが無敵砲台の二人と勝負する場合、構えられる前に不意打ちしなければ勝てません。
エイシスは驚異的な回避能力と貫通即死の一撃を持ちますが、逆に言うとそれ以外ありません。対無機物相手の爆弾や罠などは、完全に防御に徹した無敵砲台には届きません。
そして貫通即死も当たらなければ意味がなく、その貫通即死も場合によっては防がれます。
回避も万能ではなく、範囲攻撃を相手には《
無敵砲台の二人は構えさえすればエイシスを防げますが、常時構え続けることはできませんので、いかに素早く接近を察知して構えるかが大事です。
ペイパームーンは察知系の《
運よく察知に成功できれば、今度は接近を許さない猛攻が必要です。しかも単発の魔法は避けられ、消費の激しい範囲魔法を強いられます。
METOは短時間であれば貫通即死さえ防ぐ絶対防御が可能ですが、あくまで短時間、それも《
エイシスをいかに見つけるかが最初の難問ですが、その後も、無敵砲台は足が遅いため、エイシスは隙を見つけて逃げ出し、隠形を整えて再度挑めばいいため、エイシスが有利かもしれません。
エイシスとHALシリーズはどうでしょうか。
一対四と数はさらに不利になり、さらにそもそも貫通即死が効かない無機物種族ですね。
ただ、一方的にHAL有利とはなりません。
エイシスはやはり姿を隠しての接近、からの無属性攻撃アイテムの使用による攻撃という戦法になります。
うまく接近できればあとはパーティのど真ん中で、あるいは後衛職の背後からひたすら爆殺を試みる形ですね。
できれば支援職か魔法攻撃職を先に落とせればうまいこといくかもしれません。
これに対してHALシリーズは、四体操作こそおかしいですが、それぞれの性能は普通の最大レベルキャラです。まあ
なのでいかにエイシスを察知するか、また攻撃された時に素早く反撃し、体勢を整えるかということになります。
幸い、攻撃手段は察しがついていますので、その方向に防御を固めて、回復手段を用意しておけば、対処は難しくありません。狙われやすいところもわかっているのです。
さらに範囲攻撃も使えるし、その大きな消費も四人パーティだから十分補えるという余裕があります。
最終的には、積載量の少ないエイシスの弾切れですり潰される可能性が高いので、HALシリーズ有利でしょうか。
最後に無敵砲台とHALシリーズですが、遭遇戦ならともかく、お互いに完全に対策を積んだ場合、千日手になる可能性が高いです。
無敵砲台は相手に合わせて装備や《
相手の弱点をうまくつく形になった方が勝利する、という程度で、お互いが完全に読みあってしまうと、単にぶつかり合って、消耗して、お互い倒し切れないまま日が暮れる感じですね。
とまあ、恐らくこんな感じだろうと思われます。
異世界に転生し、いろんなことに変化のあった現在では、どうなるかは神のみぞ知るということで。
今回も皆様の質問にお答えしていきました。
また質問がいくつか届きましたら、次回のなぜなにを更新しようと思います。
それではまた。
感想・質問等、いつでもお待ちしております。
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