丁度の隙間

私欲で文学をやっている奴は大抵「我」という感じがして嫌いだし、それ以外の人間も好きではない俺は、俺は、それ等と同じカーストやヒエラルキーに属さないために可笑しな奇妙奇天烈な素っ頓狂なことをやって見せているが全くもって誰も見ていない無の存在に所属している。


赤い血は黒くて、ピンクの象はいない。


テレビジョンのユーモアと喧騒の嫌気が今日も増幅するから耳と目と心臓を塞いで明日が来るのを待っている。

口に権限はなくて、誰かの何かで勝手に閉じこもおりおって好きなことをしてその何かに蓋をしてその何かに耐えている本当です。


白い血はお手製でピンクの象を見つけた。


生きているからしょうがない。

生きているからしょうがない。

生きているからしょうがない。

生きてみたい。

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