第3話 ダスト系魔物の討伐依頼

そんなこんなで次の村にたどり着く。


「うわぁ、なんか汚い……」


「仕方ないだろ、ダスト系の魔物がいるらしいからな」


「あ、人がいますよ!」


ユリアが指さすほうにはおじいさんがいた。


「お、勇者様、来てくださいましたか」


おじいさんはタクを見つけるとよろよろ近づいてくる。


「うっわ、汚い!」


「おい!失礼だぞ!」


「これは失礼、お嬢様は環境に慣れていないようですな」


おじいさんはある程度距離をとって依頼を話し始めた。

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