21

「どうしてこんなことするの!」


 三人を床に正座させて声を荒らげる。

 懐かしさを覚えた。わたしもいちどだけ、ベルとレグルスと三人でアルに同じ悪戯を仕掛けたことがあったから。……なんて懐かしんでいる場合じゃない。

 立場が立場なので叱っておかなければならない。

 歳をとるって、ある意味で昔の自分を棚に上げることなのかもしれない。


「だめってわかってるでしょ!」

「すいません……」

「反省……」

「ごめん……」


 三者三様の謝りかた。反省の態度は見えているのでわたしもトーンダウン。


「謝るくらいなら最初からやらないでしょ」

「だ、だって……」


 ウェズンが目線を逸らしながら、おずおずと切り出す。


「シリウスを元気づけようと思って……」

「意気消沈……」

「え、え?」


 落ち込むふたりに良心の呵責を覚える。おかしい、悪戯を仕掛けたのはベルとこのふたりで、仕掛けられたのはわたしのほうなのに。


「シリウスは気にされていないのかもですが、いつにも増して顔色が悪いのですよ」

「顔面蒼白」

「えっと、いつにも増してってところは置いとくとして、そんなにひどいの?」

「ま、まぁ、シリウスのことだし」


 目線でベルに訊ねると、ベルまで顔を逸らした。

 いろいろとショックだった。最近、こんなことばかり言われている気がする。

 なんだか本当に頭がくらくらする。足元がふらついて思わずベルに歩み寄る。


「ベル、あなたまで……」

「いや、ほら、だって、ねぇ?」

「目、泳いでる」

「シリウスが近いからだってぇ」

「もう! みんなしてわたしの顔が死んでる死んでるってどういうつもりなの!」


 叫ばずにはいられなかった。


「あ、シリウスが壊れた」

「お労しや……」

「崩壊」


 視界がぐるんと回った。アナの言う通り世界の崩壊がきたのかもしれない。


「おっとっと……。もう、大声で叫んだりなんかするから」


 背中にベルの腕を感じる。視界はぐらぐらしたまま。

 眼鏡のレンズは汚れていないのに、なんだかあらゆるものの色素が薄い。

 脳みそがずしりと痛かった。


「うぅ、頭が……」

「はいはい、深呼吸深呼吸」


 抱きかかえられたままベッドへ移送。


「ありがと……」

「もうちょっと気をつけなきゃ」


 少し楽になったけれど、顔色が悪いと言われたあとにこれでは反論の余地もない。


「それにしてもおふたりって、本当に仲が良いのです」

「いきなりどうしたの?」

「仲良いのはその通りだけどね」


 何をいまさら、という感じでベルはきょとんとする。

 自分のことなのにこうもあけっぴろげだと、嬉しいやら恥ずかしいやら。


「いえ、おふたりが男女だったら素晴らしい生活を築かれたのではないかと」


 ウェズンの目が黄色からピンク色に変わったように見えた。恋愛スイッチが入ってしまったらしい。きらきらした表情のウェズンの隣で、アナの視線は異様に冷たい。


「どっちが旦那さん?」


 しかし、ベルは変なところでノリがいい。


「それが、どっちで想像してもいまいちしっくりこないのですよねぇ」

「どうして?」

「ベルがシリウスを抱きかかえたりするのでベルが旦那さんかなとも思うのですが」

「うんうん」


 ベルは熱心に頷いているけれど、わたしは聞き流していた。


 知ってる、ベル。いまの人類に恋愛感情なんていうものは本当は必要ないの。

 昔の人は子供を産むために、パートナーを見つけて性行為をして、お腹を痛めなくちゃいけなかった。恋愛感情はそういう大変なプロセスを乗り越えるために必要だった。痛みに耐える気力や、パートナーを守る決意という形で。


 でもいまは、人工子宮のおかげで性行為も妊娠も出産もいらない。相手を選ぶことだって、優秀なDNAが残る組み合わせをシステムが考えてくれる。わたしたちがしなければならないことは、システム通りに遺伝子を採取して機械に放り込むだけ。

 人類がやらなくちゃいけなかった大変なことを全部機械が肩代わりしてくれるから、恋愛感情は必要ない。むしろ無茶なこういに走るリスクを考えれば、恋愛感情なんて捨てたほうがいい。実際にツーマンセルという仲良しを遺伝子的に定めたおかげで、恋愛感情が大きく顔をだすことは少なくなった。


 それでも恋愛感情が残っているのは、機械に任せきりにしているせいで、意思を伴った恋愛の価値が昔よりかえって大きくなってしまったから。それくらい誰かを好きになることは大変で、珍しくなってしまったから。

 そうやって人間の根源的な欲求と深く結びついた恋愛感情は、より生物学的な性別に依存してしまう。ウェズンが恋愛に対して抱くイメージは、どこかの時代だったら顰蹙を買っていたかもしれない。


「でも、普段だらしないシリウスを甲斐甲斐しく支えているのもベルなので、どっちもどっちなのですよね」

「シリウス、私生活はぐだぐだだからね」

「さっきの毛布だって、くしゃくしゃに丸めてたのですよ」

「ベルはちゃんとたたんでた」

「……もう。別にいいでしょ、それくらい」


 生殖を機械に丸投げしたように、生活の大半も丸投げ。普段の生活に関しては横着しようと思えばいくらでもできる。髪を乾かしたり背中を洗い合ったりというのだって、おしゃれとかコミュニケーションの一環として残っているだけ。

 私生活がだらしなくても、それは目くじらを立てることじゃない。


「というわけで、ベルが旦那さんであり奥さんでもあるということになるのです」

「あはははははっ!」

「わたしを何だと思ってるの……」

「シリウスー、別にわたしたちだったらいいんじゃない?」

「何がいいの、ってもう」


 じゃれて抱きついてくるベルを手で抑える。心臓に悪いったらありゃしない。


「シリウスとベルではいつも通り過ぎて代わり映えしないのです」

「そういう意味じゃなくってね」

「シリウス、シャウラとかどうなのですか?」

「なんでシャウラの名前が」


 つい顔がしかむ。この会話でシャウラが出てくるのは不可解だった。


「さっきのダンボだって、発案者は実はシャウラなのですよ。ちょっとハメをはずしたほうがシリウスにはいいんじゃないか、って。本人は整備班の仕事に行ってしまいましたが」

「余計なことを……」

「なんだかんだでシャウラもとてもシリウスのことを心配しているのですよ」


 それは伝わってくる。いろいろと気を回す性格だから。かといってシャウラとパートナーというのは、顔が渋くなる。なのに悲しいかな、思わず頭のなかでふたり並んでいるところを想像してしまう。

 昔で言う夫婦という風習は、いつしかパートナーと名前を変えた。現代にわずかに残る生物的な恋愛の残り香として。つまり、シャウラとパートナーになるということは、シャウラと子供をつくるということだ。


 吐き気がこみ上げてきたので強制的にシャットダウンした。体に悪い。


「厳しさとだらしなさを兼ね備えるシリウスと、優しいけれどちょっと頼りないシャウラってお似合いだと思いませんか?」

「「全然」」

「ぐあっ!?」


 わたしとアナの意思が見事に一致する。ウェズンはその場に倒れこんだ。


「そ、そうだよ! 全然だよ!」


 そしてベルの追い討ち。


「そ、そんな……わたしの、恋のキューピッドになる計画が……」

「別にやめろとは言わないけど、やるなら別の人でやってよ」

「お節介」

「そ、それもそうなのです……」


 ほかにあてがあるのかないのか、復活は早かった。


「それに、せっかくシリウスがどなたかとパートナーになったとしても、待ち受けているのは悲しい運命だけですからね」


 おとなしく恋愛話をやめてくれるかと思ったら、なかなかしぶとい。

 むしろどんどん深みに向かっているような気がする。


「え、何それ何それ」

「ん……」


 ベルは急かすし、アナも今度は気になっている様子だった。一方でわたしは、自分のことを言われている以上なんとも居たたまれなくて、主導権を取り戻せない。


「これはスピカから聞いた話なのですが、アルマには悲しいおとぎ話があるのです」


 あの話のことだ。

 恋愛話が好きな人のあいだで密かに広まっている噂。わたしはすぐに理解できたけれど、ほかのふたりはウェズンの語り口にすっかり引き込まれてしまっている。


「このお話、そこにいらっしゃるシリウスとも深いふかーい関係があるのです」


 意外と様になっている語り口に、ベルもアナもすっかり夢中だった。


「カノープス艦長にパートナーがいらっしゃるのかどうか、ご存知ですか?」

「そういえば……聞いたことない」

「右に同じ」

「っていうか、確認できるの?」

「良いご質問です。そもそも誰と誰がパートナーだったのかを確認するには、個人プロファイルを見ていくのが手っ取り早いのです。公開されているものは使わなければ損なのです」


 本当はそういう使いかたじゃないんだけど、と注意するのも面倒だった。

 もとは人工子宮や遺伝子操作がどれだけ私生活に影響を及ぼすかを調べるためのもの。それがいつしか、他人の訓練スケジュールを参考に自分のスケジュールを立てる目的で使われるようになった。もっともそんな面倒なことやってる人はいないけど。ナオスくらいか。


「ところがです。一般人のプロファイルはいつでも誰でも閲覧可能なのに、歴代艦長や次期艦長のプロファイルは閲覧禁止になっているのです! どういうわけなのですか、シリウス!」

「いや、まぁ、いろいろやってるから……あはは」


 面倒なので笑ってごまかした。

 やましいことはしていないけど、とにかくアルマには秘密が多い。過酷な環境で少ない人口を安定させようと思うと、隠し事はどうしても増える。開示しすぎて悪用されると人口が少ない分悪影響が大きいから。艦長や次期艦長の生活がなぜそこに含まれるのか、よくわからない。


「……まぁいいのです。どちらにせよ、カノープス艦長のプロファイルは見ることができません。パートナーがいらっしゃれば当然プロファイルには記載されますが、プロファイルを見ることができない以上、艦長にパートナーがいたかどうかは直接確認できないのです」

「いるかどうか聞いてきたのはウェズンなのに、確認できないってずるくない?」

「ですが」


 ベルの非難を、ウェズンが遮る。


「確認する方法はあるのですよ」

「そうなの?」


 なぜかベルがわたしのほうを向いてくる。思いきりウェズンの話術に乗ってしまっている。ベルの期待に応えようとしてしまうわたしも同罪か。


「パートナーってひとりでできるものじゃないでしょ? 相手がいなきゃ成り立たないの。艦長のプロファイルが見れなくても、ほかの人のプロファイルを片っ端から見ていけば、それっぽい人が見つかる可能性はあるよね」

「あ、そっか」


 艦長と次期艦長、みたいな非公開同士での組み合わせでもない限り、相手を見つけることができる。もっとも、艦長と次期艦長なんて四十、五十は年齢が離れてるし、ほとんど会わないからパートナーになることはまずありえない。

 パートナーが成立しているのであれば、あとは根気の問題。


「というわけで、カノープス艦長のパートナーに関してもいるかどうかがはっきりするのです。ちなみに答えは、いません、でした」

「えー、なーんだ」

「期待はずれ」


 くたびれたように天井を仰ぐベルとアナ。

 プロファイルの話で散々引っ張られたあとにこれじゃ、まさに拍子抜け。

 でも、この話にはちゃんと続きがある。


「なんて、こんなところで終わるわけがないのですよ」


 しなびていたふたりが、またがばっと体を起こして、


「と、いうことは……」

「まさか……」

「艦長にはものすごく親密な男性がいらっしゃったんです。その男性のプロファイルを見る限りでは、いつパートナーになってもおかしくないような生活ぶりでした」

「あの艦長にもそんな時代が……」

「なかなか」

「そしてその男性こそが、悲劇の主人公なのですよ」


 大げさな、とか思っているわたしは、パートナーなんてできないんだろうな。


「いまから四十六年前、カノープス艦長が艦長補佐に就任されました。ご存知の通り、艦長補佐になると業務のために艦長と同じく隔離されます。事件はその一か月後に起こるのです」


 就任に関しては誰でも調べられる。

 当時、艦長は二十三歳。そして、艦長補佐から艦長に昇格したのは三十三のとき。


「カノープス艦長の所属していたアステリズムが、その後はじめて出撃した日のことです。もちろん、カノープス艦長は出撃していません」

「何があったの……」


 ベルの問いかけにも動じず、舐め回すような静けさが部屋のなかを満たしていく。

 空気の重みが増して、唾を飲み込む音ですら聞こえたような気がした。

 緊張感が途切れるか途切れないか、そのタイミングでウェズンは口を開いた。


「自殺です」


 誰かは明白だ。カノープス艦長と仲の良かった、件の男性。

 そんな言葉が返ってくるとは思わなかったのか、ベルもアナも目を点にしていた。


「それもかなり手の込んだ方法でした。男性は通常通り戦闘に参加。戦闘そのものは無事に終わりましたが、男性はアルマには帰還せず、ご自身のセファイエで海上へ脱走したんです」


 どうしてそんなことをしたのか、理由も結果もわかりやすいだけに口を挟むことはふたりにはできない。


「数日後、奇跡的に男性のセファイエと思しき破片が回収されました。破片には、弾痕や爆発の跡が残っていました」

「自分で撃ったってこと?」

「それ以外には考えられないのですよ」

「会えないから、自殺……」


 艦長や艦長補佐との面会が不可能なのは同世代でもいっしょ。大人でなければ面会許可が下りることはない。子供のままでは艦長になる想い人に会うことは叶わない。

 そして、大人になれる人間なんてほんのわずか。


「愛が深ければ深いほど、会えないという現実が苦しくなるのですよ。そして最後には、とんでもない過ちを犯してしまうのです」

「作り話じゃないの……」


 ベルが、ほとんど泣きそうな声で言った。


「残念ながら、男性のプロファイルはしっかり残っています。戦闘記録にもその男性が海上に行ったことは残っていますし、死亡統計にもはっきりと書かれていました。――ただ、この話には続きというか、まだ話すべきことが残っています」

「か、勘弁してよ」


 ベルには悪いけれど、ウェズンがおとぎ話だけでベルを制しているのはちょっと面白かった。


「ここを言わなければこの話は終わりません。悲劇は何度も繰り返されるのです」


 嘘、とひきつったようなベルの声。隣でアナも息を呑んでいる。


「カノープス艦長で十一代目、シリウスで十二人目の艦長ということになります」

「まだなってないから」

「初代は地上でお生まれになったので、アルマで生まれた艦長はすべてで十人です」


 わたしの訂正を見事にスルーするほど、ウェズンも熱を上げている。


「その十人全員、つまり二代目のシリウス艦長から――」


 ウェズンは一瞬だけ、気恥ずかしそうにわたしを見た。

 二代目艦長であるシリウスとわたしは、名前が同じだけで当然違う人物だから。ご先祖様が祈りを込めて星の名前を付けてくれたのはいいけれど、星の名前には限りがある。少し代を遡ればすぐに同じ名前の人が見つかってしまう。もっとも、わたしと同じ名前の人は二代目艦長その人しかいないけれど。


「十一代目のカノープス艦長までの全員に、パートナーはいらっしゃらなかったものの、パートナーと呼べるほど親密なかたがいらっしゃったのです」

「それって……」

「お察しの通り。歴代艦長と親密だったかたはみなさん、艦長補佐就任直後の戦闘で海上に行き、還らぬ人となってしまっているのです」

「海上に行って……」

「自殺……」

「そこまでいくと、なんだか作為的な感じもするけれど」


 とうとう我慢しきれなくなって、わたしは思い切り話の腰を折ってしまった。


「もう、シリウスはどうしてそんなことを言うのですか!」

「だってそうでしょ。海上に行くことも自殺も、どっちも悪いことなんだから。ひとりふたりならまぁわからなくもないけれど、十人が十人、全員そこまでするかなぁ」


 わたしたちは、そういう倫理観のもと育てられている。人類の数がふた桁しかいない以上、人的リソースの損失は致命的。そして、未来の艦長と仲良くなれるような人たちが、そういうことを理解していないとは到底思えない。

 いや、ベルは例外として。


「シリウスは考えかたが逆なのですよ。それくらい歴代艦長は素晴らしいかたばかりで、そんな艦長を思うかたがたも愛情深い方々だったのです!」

「そうだよ、シリウスには感情がないの?」

「空気読んで」

「えぇ……」


 大昔、恋は人を盲目にすると言われていたらしいけど、悲恋物語にすっかり熱中してしまった三人も似たような状況らしい。


「そんな有様では素敵なかたは見つかりませんよ、シリウス」

「いや、だからわたしは別に……」

「統計的に考えればシリウスにも素敵なかたがいらっしゃるはずなのです。いまからそんなに冷めていたら、相手をがっかりさせてしまうのです」

「ウェズンは統計学をもうちょっと勉強したほうがいいよ」

「あぁ、シリウスの将来が心配なのです!」

「わたしも心配!」

「右に同じ」


 わたしはあなたたちのほうが心配だ。また頭が重くなってきた。


「十名のプロファイルから愛情深い人間になるための生活を学ぶべきなのです!」

「いや、それすごい失礼じゃないの」


 というか、わたしは全部覚えている。

 十名の個人プロファイル。同じ名前ばかりだからややこしいけれど。十代目艦長のアケルナルと仲が良かった先代カノープス。九代目艦長カペラと仲が良かった十代目艦長の前のアケルナル。そういえば、前の艦長と仲良しだった人と同じ名前を持つ人が、次の艦長になっている。これも偶然なんだろうか。


 いや、そんなことはどうだっていい。ウェズンの話から逃げ出すには……。


「重要なのはシリウスのことです! いいですか、まずひとりめのプロファイルを考察するのです。カノープス艦長と親密だったかたのお名前はナオ――」


 そのときだった。耳をつんざく不快な音。


「え?」


 全員がほぼ同時にお互いの顔を見合った。耳を疑った。


「警報……?」


 ヴァスィリウスの襲来を告げる警報。

 何度も聞いているから確認するまでもない。けれど、確認せざるを得なかった。

 ベルも、アナとウェズンのふたりも、怪訝そうに眉をひそめていた。


「さっき来たばっかりだよね?」

「こんなことってあるのですか?」

「異常事態」

「わ、わからないけど、とにかくブリーフィングルームに急ごう」


 また奴らがやってくる。数時間前、あの巨大な奴が来たばかりなのに。

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