第二章 ゲームについて詳しく知ろう!
ゴブリンを倒して体感時間で30分後。
俺は、自分の右腕にあるボタンを押し、ステータス画面(俺がかってにそう呼んでるだけ)に書いてあるこのゲームのルールを読んでいた。
「どう?司。なんか分かったことある?」
彩華が俺に尋ねてきた。
「ああ。簡単にまとめると四つ分かったことがある。」
「一つ目は、『このゲームには制限時間が無いこと』
二つ目は、『このゲームには金の概念があること』
三つ目は『村、住民、クエスト、モンスター、等々のRPG要素があること』
そして四つ目は、『生き残った者にはなんでも好きな願いを一つだけ叶えることが出来る+元の世界に帰れる』ということだ。」
俺が説明し終わると彩華は
「な、なるほど~」
と、理解したのかしてないのかよくわからない返事を返した。
「そこでだ。俺はこれから村に行って仲間を集めようと思う。」
「仲間?」
「そう、仲間だ。それもこのゲームの参加者だ。」
彩華はよくわかってないようだったが、俺はそのまま話を続ける。
「このゲームにはRPGようそがあるって言ったよな?
それには、クエスト、モンスターだけじゃなく、『パーティー』要素があるんだ。マックス四人まで組める。」
「ほほ^~それで仲間探しかー。」
と、そこまで言った彩華は、疑問の表情を浮かべた。
「で、でもそのパーティーを組んだ状態で優勝したら、叶えられる願いことはどうなるの?まさか四人それぞれ願い事を叶えられるとか?」
「うーんと、そのことについては書かれてなかったが、おそらく
パーティーで一つの願い事が叶えられるんだと思う。」
「まあ、とにかく仲間を探しに行こうぜ!」
「まって、司。」
彩華はまた、疑問があるらしい。
「仲間を集めることに異論は無いんだけど、どこに村があるのか分かるの?」
「その点はご安心を。このステータス画面には地図機能もあってだな。
村の場所やダンジョンなんかの位置が乗ってるんだ。」
「ふーん。」
彩華が顔を近づけて地図を覗いてきた。
右腕に彩華のでかい胸が!
ま、まずいですよ、彩華さん!
このままだと俺の俺が!
彩華がそんなことを考えてる俺に気づいたのか
「どうした司?そんなに顔を赤らめて。私の胸が腕に当たるだけでそんなに気持ちいいか?」
と、からかい気味に言ってきた。
「バ、バカ言うな!すこし暑いだけだ!」
「ほんとかなー?ww」
「そ、そんなことより、早く村に行くぞ!」
「はーい、じゃあ早く案内してよ。スケベな司さん?」
こいつ、、まだ言うか、、
「はぁ、、こっちだ、、ついてこい、、」
俺と彩華は近くの村に向かい歩き始めた。
◆◇◆続く◆◇◆
(終わらせ方雑とかそういうこと言うな。)
アビリティ あひいじょ @ahiijo_p
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