「ねぇ・・・・・やっぱり私達だけで暮らそうよ！

貴方はお店で働いて、私は外で働いた方が万が一の何かがあった時に・・・・ね？」

「この家を出るなんて無理だよ。

同居するって最初に言ったのはお前だろ？

それにじいさんの介護はどうするんだよ」

「そんなのお義母さんが居るんだから、お義母さんにやらせればいいじゃない！！

このままじゃ私達の生活が壊されてしまう！！

貴方が言えないなら、私からお義母さんに私達がこの家から出て行く事は伝えるから！！」

・・・・私とこの家。

旦那は私の事を即答で選んでくれるって思っていた。

それなのに旦那は家を出て行く事をしぶり続けた。

仕方がない。

本当は旦那から姑に言って欲しかったんだけどね。

私から言おうか。

「お義母さん！」

キッチンで明日の朝ご飯の準備をしている姑に声をかけた。

すると一瞬こちらをみると、

「はぁ～・・・。本当は炊事も美優さんが少し位手伝ってくれたら、明日の仕込みに行けるから助かるんだけど・・・・」

またボヤき始めた。

あれもやれ！これもやれ！って嫁いびりだと思わない？！

やっぱり我慢の限界！！

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