応援コメント

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  • 第2項32話 自覚への応援コメント

    待ってました!

    作者からの返信

    ありがとう……!! 頑張ります!!

  • 第8話 オリジンへの応援コメント

    14話まで読ませていただきました。
    もっとも印象的だったこのお話にコメントさせてもらいます。

    盲目の少年が己の弱さを克服して活躍していく展開は誰もが心躍ると思います。
    何かに劣る者(能力に限らず、出自や障害などを含む)が成長していく様は魅力的な小説の基本要素なので面白いと思います。

    そのうえで、リセリルカが自分の目を潰すこのシーンはどうしても共感できなかったです。それに感化される主人公と言い換えることができるかもしれません。
    『目が見えない』という歴然たる不幸を打ち消すほどのシーンとなっているかという疑問ですね。
    『目が見えない』不幸から一歩踏み出すために一冊分の物語を用意してもいいほどのテーマなので、難しいところではあると思います。

    今後、リセリルカの魅力がそれを補ってあまりあるほどの展開になることを期待します。
    思うところを書いてしまい申し訳ありません。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    確かに、『目が見えない』不幸から一歩踏み出すのは容易ではない事です。
    ケルンがリセリルカについていきたいと憧憬を抱くタイミングは、まだ早かったかもしれませんね。

    リセリルカが自分の目を潰した理由と、ケルンの心の動きを一応以下に書いておきますね。

    彼女が目を潰したのは、ケルンに「目が見えなくてもできる」と伝えたかったからです。
    見えない事が、どれだけ怖いか分からないだろ? とケルンに言われた彼女は、確かにそうだなと思うと同時に、自分の言葉がケルンに届いていなかったのだと悟ります。
    ならば、彼女は行動で示そうと決めました。
    自分の目を潰した状態のままで、ゲリュドを殺すという目的を完遂する。そうすれば、「ほら、目が見えなくてもできたでしょ」とケルンに言えるわけですね。

    リセリルカは、常軌と狂気を混在させているような女の子です。
    ケルンが惹かれたのは、彼女の狂気の面ですね。
    彼女の求める『覚悟』は、普通のヒトがするそれとは一線を画すもので。
    リセリルカが行った目を潰すという行為も、ケルンというたった一人の少年を説得するためだけになされました。それは、リセリルカの覚悟の表れでもあります。

    だから彼は、その後の彼女の言葉に心打たれた訳です。
    自分の為に目を潰すようなヒトが説く、『覚悟』のお話は何より真に迫りますから。
    ケルンは、そんな狂気じみた彼女の覚悟に。ちっぽけな自分に期待してくれるその存在に、どうしようもなく惹かれてしまったといった感じでしょうか。

    上手く説明できているかわかりませんが…。
    リセリルカもまだ幼い少女です、彼女もケルンと共に悩みながら成長していく予定なので、楽しみにしてくれると嬉しいです。
    感想ありがとうございました、少し展開を推敲してみますね!

  • 第8話 オリジンへの応援コメント

    今話まで楽しく読ませていただいています。
    主人公の立場と周囲の反応、それにきちんと結び付いた「強くなる」動機と、あらすじや伏線として語られる「強くなれる」理由が素晴らしい。

    ただ、ストーリーが面白いからこそ、言葉の誤用で幾つか気になる点がありました。
    言葉の意味は慣用により移り変わるものとしても、完全な誤用(※現代の慣例でも使われないもの)のみ、恐縮ですが指摘させていただきます。

    ■第6話など「少女趣味」について
    「少女趣味」は「少女の好むような趣味」という意味で、「夢見がち」や
    「(ロリータファッションなど)可愛いものが好き」程度の意味合いになります。
    文脈から見ると、「少女性愛」「小児性愛」辺りが適切でしょうか。

    ■第8話「懸想」について、
    「懸想」は「異性に想いを募らせること」程度の意味です。
    比喩的表現としてもこの文脈で使われることはあまり無いので、ニュアンスにもよりますが、「憧憬」「夢想」「慕情」「渇求」辺りが適切でしょうか。

    以上ご笑覧ください。
    今後の展開にも期待しております。

    作者からの返信

    感想、および誤用報告ありがとうございます!

    目の見えない主人公をどう強くしていこうかと考えたときには、やはり周りの力が必須でした。
    偶然や幸運、逆境もひっくるめて主人公を高みへと引っ張り上げ、主人公自身も自ら学び、成長してゆく。
    そしてゆくゆくは、何かを与えられてばかりの主人公が、今度は逆に誰かに何かを与えるまでの物語を。作者自身も主人公を見習って、書いていこうと思います。

    言葉の誤用については、作者が至らないばかりに申し訳ありません…
    ご丁寧に適切な言葉の例示までいただいて…その中で特に気に入ったものを使わせていただきます。

    至らない作者の為、気になる点などありましたら今後ともお気軽にお願いします。
    感想ありがとうございました、今後の展開もお口に合えば幸いです。