第4話 カードゲームを考えてみよう

どうもです。

今回は好きなオリジナルカーゲームを作ってみようというわけですが、オリジナルカードゲームを作る際に最もベースになっているのは遊戯王が多いですね。シンプルなものをあげれば、ライフポイント制(20とか4000~8000)でモンスターはATK1~10ぐらいとモンスター効果ですね。正直このスタンスならモンスターの攻撃力を決めてモンスター効果を決めて、あとは魔法カードで締めですね。このルールではモンスターゾーンしか基本的にはありません。


ですがせっかくですからもっとひねったゲームを作ってみませんか?そのためにはまず考えるのはフィールドですね。どんな世界観で戦うのか。カードゲームといっても種類はたくさんありますが、僕は主にTCGのカードゲームを考えてみます。トランプの新しい遊び方みたいなものは載せる気はありません。面白いカードゲームにはフィールドを考えることですが、フィールドを増やすほどゲームバランスを保つのが難しくなります。そして勝利条件を達成するのが難しくなったり、カードのテキストがややこしくなったりと。だから最初はモンスターの効果を書いてない戦闘力のみを描いたカードゲームがオススメですね。カードゲームを始めて作りたいと思う方は何でもいいのでテーマを決めましょう。次にフィールド、勝利条件、そしてアタッカーカード。[テーマ] [フィールド] [勝利条件] [アタッカーカードサポートカード]主にこの4つですね。そしてカードゲームをどんな世界観でやるか。勇者が魔王に立ち向かうゲーム。一番RPGでは定番ですね。TCGにするなら魔王カードと勇者カードを別々に用意します。では順番に考えてみましょう。テーマはRPGですね。フィールドは始まりの街と魔王の城でシンプルにしてみます。次は勝利条件ですが、敵の魔王を勇者が倒した方の勝ちですね。アタッカーカードは勇者カード、仲間キャラクターカード、雑魚モンスターカード、魔王カードの4種類ですね。これでゲームのベースは仕上がりました。最後は世界観ですね。世界観は自分の魔王カードが敵の勇者カードを倒す前に敵の魔王を倒す。魔法や剣を駆使したカードゲーム。このように1つ1つ考えるとカードゲームは作りやすいです。しかしテストプレイも必要ですが、その前にゲームのベースが仕上がったら細かい設定を考えなければなりません。まずはモンスターやキャラクターカードのステータスですね。カード効果は遊んでいく過程で発案していけばいいと思います。このゲームでは魔王が死んだ時は勝ちでいいですが、勇者カードが死んだ時の設定がまだ決まってません。勇者が死んでしまったら教会に飛ばされますね。なので始まりの街に教会がある設定にしてみます。そうなると戻されるということは、移動するマスが必要になりますね。なのでこのゲームはボードゲームのようにマスを進んでいく形式のゲームがいいかと思います。ただマスが多いだけではモンスターのごり押しでやられてしまいます。なのでマスの間に回復マスがあれば自己要素はなくなると思います。そうなるとゲームバランス的には5マスですね。1マス目はレベル1のモンスターのみ召喚可能。2マス目はレベル2以下のモンスターを召喚可能。3マス目始まりの回復マス。4マス目はレベル3以下のモンスターを召喚可能で、5マス目はレベル4モンスターを召喚可能。ただモンスターを出せるだけではレベル4モンスターを5マス目に大量召喚すればいいだけのゲームになるので、レベル1は最大4たいまで召喚でき、レベル2は3体、レベル3は2体、レベル4は1たいと制限をかけます。自作カードゲームを作る際のテクニックは条件の縛りですね。そしてRPGの勇者と言えば敵を倒すことでレベルが上がる。なのでレベル1のマスの敵を全滅させればレベル2にアップするなど、ゲームにいろんな要素を重ねてゲームを面白くするのがポイントですね。次にターンの流れですが、勇者カードと魔王カードのターンをどのように消費するかですね。ターンの流れを考える際に重要なのは手札です。手札のカードの種類によってゲームの展開が変わってきます。例えば手札のカードが全てモンスターカードで1ターンに何体でも出せる場合は1ターンでモンスターを大量召喚してターンエンドになり、次のターンからは引いたモンスターをただ出すだけという少し退屈なゲームになると思います。カードゲームを何度も試行錯誤して、作ったゲームの欠陥をどう補うか、それがオリジナルカードゲームの面白さですね。正直なところコメントでオリジナルカードゲームは誰でも作れるという意見がありましたが、実際にカードゲームを考えてる自分の身からすれば、オリジナルカードゲームの作成過程がどれほど大変か知らないのによくもまあ、無知な発言が出たな…と思います。笑わせてくれますね。話は戻ってではターン進行をどのように進めるか。ゲームを面白くするポイントとして手札のカードの種類を増やすですね。魔王用サポートカード、勇者用サポートカード、モンスターカード、イベントカードなど…。ここまで決まったらカードのステータスを決めましょう。必要なステータスは-少なくともHP、ATK、の2種類ですね。RPGでは技というのがあるのでATKを特技にするのもありですね。いや、むしろHPと特技だけで充分かもしれません。そして1ターンでできることをまとめると、モンスター召喚、魔王サポートカード、勇者サポートカードの発動、マスの移動。できることがたくさんあっていいですね。


では次はゲームがワンマンショーにならないための調整です。手札のパターンを考えると、手札が6枚として、モンスターばかりのデッキなら、自分のターンの行動はモンスターを6たい召喚してターンエンドになります。1ターン目から移動できると相手モンスターがいないマスにモンスターを進めることになるので1ターン目の移動は禁止ですね。では次に勇者用サポートカードですが、主に勇者のパワーを上げるカードや、新しい特技を覚えるカードや勇者の強化カードが多いですね。モンスターカードが少ない分攻められやすくなりますが、その代わり魔王撃破の突破力が有利ですね。次は魔王サポートカードですが、主に勇者の妨害をするカードが多くなると思います。モンスターと組み合わせれば固い壁になりますね。


これでゲームはほぼ完成ですね。あとはテストプレイをして、特技、カードエフェクト、ステータスを設定するだけです。今回はこれで終わります。






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