第25話 スローライフ…打ち合わせ

「突然 連れてきたのに対応

ありがとう。2人共、嬉しかった

みたいだよ。」


「電話、かけてくれたし夕飯も

多めに作ってるから全部、食べてくれて嬉しかったよ。」


「さーてと、洗い物しちゃうから

先にお風呂はいってきたら?」


「一緒に入りたいから

手伝うよ。」


洗いものが終わり

お風呂からあがって

ルームウェアに着替えた…


「もも…こっちおいで。」


「うん。」


傍に行ったら…


「5日後のロケの時、ももと 

誰がペアになるんやろって

思って…」


とても 心配する颯大そうた


颯大そうた

今日はハグしながら寝よ♪」


「うん 今日は寝よな。」


ベットに横になり ハグしながら 

眠りについた…


次の日、4時に起きた。

洗濯物を干し終わり 

朝食を作り始めた。


時間は5時…朝は時間が進むのが

早い。いつもより早めに 

仕事に行くため 

朝ご飯を食べ身支度した。


颯大そうたおはよう…

私、仕事に行ってくるからね。 

朝ご飯は用意してあるから。」


「ん…おはよう。気をつけてな。

行ってらっしゃい。」


また眠りについた…


(カチャ)


玄関をしめ 鍵をかけた。

車で地元の仕事に向かった…


時間は8時。

颯大そうたが起きて朝ご飯を

食べて 身支度を整え仕事に出かけた。


今日は、メンバー全員と芸人のABさん、芸人のCDさん、スタッフ数名、ディレクターさんとスローライフの撮影のための 

顔あわせと打ち合わせの日だった。


一人ずつ挨拶をした後 

ディレクターから


「前回の放送の時に、視聴者の皆さんも番組に参加できる権利とお取り寄せ スイーツセットの、どちらかが当たるプレゼント企画を実施しましたところ、たくさんの応募がありました。」


「その中から厳正なる抽選の結果。番組に参加できる権利が当選した女性7人の皆さんが決まりました。」


「この女性の皆さんに、当日はキズナさんとペアになってスローライフ3日間を協力しながら過ごしていただきます。」

「詳しくは、先程の資料に書いて

ありますのでそちらをご覧下さい。」

「ご質問はありますか?」

「ないようなのでこれで終わりたいと思います。当日は宜しくお願い致します。おつかれさまでした。」


「宜しくお願いします。

おつかれさまでした。」と

全員が言った。


打ち合わせが終わった。


会議室をでて。移動中の車ので。


「マネージャー。ももちゃんのことABさんCDさん達も分かってるんやろか?」


「さっき、各マネージャーさんに 

その事を伝えておいたから大丈夫だよ。」


「すみません。

ありがとうございます。」


「もう少しやな~。まさか

颯大そうたの奥さんが当選するとは夢にも思ってなかったわ。

でもなんで応募したん?」


「お取り寄せスイーツセットが欲しくて 独身の頃に応募したみたい。」


「権利放棄んもできないし、

でてみたら?って言ってあげたんだ。」


「お取り寄せスイーツセットか~。確かに美味そうだった。」


「あ~なるほどな~。」


「そうか~。やっぱ女性だよな~。」


しん男でも 

スイーツは好きやで(笑)」


「ん?颯大そうたの奥さん 

当選したん?」


「ホンマかい?」


「え?ホンマに?」


「まじか!」


「ホンマやで。変なこと考えない

といてや~」


遠藤えんどうマネージャーが


「独身時代に応募したときの

当選だったから大丈夫だと 

担当の方が教えてくれた。」


「もう そろそろ用意しててな。

もう着くから。」


次の現場が見えてきた。

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