リコリス・ラジアータ2
(音・ダーツ)
グ「ちっ、またダメだったか
コケにしやがって、名無しのチャンピオンめ」
店「おいおいグロキア、無駄な力が入ってるぞ
そんなんじゃ点数は伸びやしねえ」
イ「次わたしの番ですよ」
グ「へいへい、早く投げやがれ」
イ「はい、よっと」
(音・ダーツ)
イ「狙い通り!」
店「お、安定してきたなあ
もう一人前のプレイヤーだな」
グ「ま、俺には遠く及ばないがな」
イ「すぐ追いつきますよ
ほら、次は副班長の番です」
グ「可愛くねえやつだ、性格も、実力も」
イ「あれ? あそこにかかってるジャケット
これってネイブの……」
店「ああ、あれなら昨日きたガキの集団が置いていったやつだ
馬鹿みたいに騒いでたからな、舞い上がって忘れたんだろ」
グ「んだよ、あいつもここに来てんのかよ
抜き打ちで風紀検査でもしてやるかな」
イ「私と同じくらいの歳で、茶髪の子が来ませんでした?」
店「ああ、すっごい優しそうな顔をした奴がいたな」
イ「そいつ、ダーツ上手かったですか?」
店「いいや、半分くらい的を外してたな
とても筋があるように見えなかった」
イ「あはは」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます