有耶無耶

ウヤムヤ

重く吐きだす要求に

応える連鎖のリピートで

分からないほどほどほどに

色が抜けてしまうのです

どうでもいい事なんて

本当は一つとないはずなのに

惰性（だせい）にたゆたいそれとなく

進む地面は固すぎて

はね返されて膝抱え

でも

わかってるんだわかってるんだ

やんなきゃなんないやるべきのこと

走り回ってかるがる笑い

満たすだけだけ不完全な僕だけど

ソコはでかくて真っ直ぐで

それはキレイなものでした

僕と呼んでた時の僕

顔色なんて裏の事情

違う世界の事だった

黒を横切り白とじゃんけん

ほらカンタンにできました

でも

わかっちゃうんだわかっちゃうんだ

見ないふりでもすり抜けても

ココロがカラダに取り込まれ

言葉と動きに伝達する

ネガイとサインでもう戻らない

秘密基地から出れたなら

一区切りしばらくやすんで

しばし待って

灯り始めた欠片を飛び散らせたら

ひと踏み ふた踏み 繋がってくから

ココロがカラダに取り込まれ

言葉と動きに伝達する

ネガイとサインで手を結ぶんだ

ココロがカラダに寄り添って

休んだ時計が刻（きざ）みだす

ネガイとサインで歩き出すんだ