サッカーについての解説とか その1
皆様、どうも作者です。
今回はサッカーについてお話しようかと思います。
作者本人は高校からサッカーを始めた所謂初心者でちょうど本作に出てくる水戸聖四郎のような感じでした。
というかこいつは私です(笑)どうせなら自分も一緒にこいつらとサッカーやりたいなと思い自分の分身を登場させてしまいました。
さて、話を戻しますが皆さんはサッカーをどれくらい見ますか?
おそらくスタジアムへ足を運んで観戦に行くという方は少ないと思います。自分も仕事で上京してから5年くらい経ちますが、忙しくて片手で数えられる程度しか行けてません。
それでも言いたいのは生でサッカーを観てほしいということです。
「サッカーの見方」みたいな本が売ってるくらいですからそれを読めば手っ取り早いのですが、まずああいう本は多少サッカーを知ってる人しか買わないと思います。
自分はその一つ前の段階の人でもサッカーが楽しめるようなものを書きたいと思っています。
それなのにSTやLMFなど何の説明もなく使ってしまって申し訳ないと思いまして一度専門用語等の解説を挟もうと思い、これを書いております。(※後日『はじめに』を0話として追加しました)
ぐだりそうですが先にこの話の最終目標を述べておきます。もし万が一にも興味が沸いて実際にサッカーの試合を観戦に行ったときに「Mr.Brain」を読んでたら「選手の名前はわからないけどユニフォーム着て応援している野次の多いおじさんよりサッカーのこと分かるようになってる!」みたいな感じになってもらえればと思っております。
それではまず今回は言葉の解説からいきます
1)ポジション
まずはポジションからです。
・FW(フォワード)
よく聞くと思いますが簡単に言えば攻撃する人です。トップとも呼ばれます。
フォーメーションによって名前が変わります。
一般的にはワントップ、ツートップが多いですが、最近ではスリートップのチームも増えています。日本代表でも一時期スリートップの時期があったと思います。あれはもしかしたらFWじゃなくてサイドハーフかもです。実際あんま日本代表とか選手の名前とかわかんないんで詳しい方いれば指摘お願いします。
ワントップの場合は基本的にはCF(センターフォワード)と呼ばれます。ツートップの場合はCFともう一人をST(セカンドトップ)と呼び、この人は基本的にはCFより少し低い位置でプレーします。ボールをもらいに低い位置まで降りていったり、CFに入ったボールをもらったり、CFが相手のディフェンスをひきつけて作ったスペースに走り込んだり(相手のDFラインの裏を取るというような表現をよくします)するポジションのことです。
基本的にCFはパスをもらうとゴールを背にした状態です。ちなみによく耳にするポストプレーというのは前線でパスを受け、相手のゴールに近い場所で攻撃の基点を作るプレーのことでCFの主な仕事はこれです。もちろん裏に飛び出して点を取に行くことも仕事ですが、戦術によってはSTやOMF(オフェンシブミッドフィルダー)[中盤の攻撃を主に担うFWに近い位置でプレーする選手]のようにCFよりも後ろにいる選手が主にゴールを狙う仕事を担うこともあります。STはCFが納めたボールを前を向いた状態でパスを受けられるので相手からするとドリブルもできる、パスもできる、シュートもできるといったようにより危険な存在になります。
某バスケ漫画でもありましたが相手にコンマ数秒の迷いがあればその一瞬で1対1の勝負はついてしまいます。どんなスポーツでもそうだと思います。サッカーではその相手の判断を鈍らせるために磨いた個人技や数的有利な状況を作ったり、フォーメーションを変えて誰がマークするのかを惑わせたりとあの手この手で相手を欺こうとします。その瞬間瞬間の選手の、監督の、チームの判断や変化の意味を考える事(または予想する事)ができると、今までよりずっと楽しくサッカーを見ることができます。
なんというか○ヴァみたいに「ああなんじゃないか」「こうなんじゃないか」といった具合に誰かと邪推しながら観戦するのは意外と楽しいものです。
ディフェンスライン(ちなみに、ディフェンスの一番後ろにいる選手の位置を最終ラインと呼び、これよりも相手ゴール側でパスを受けるとオフサイドという反則になり相手のフリーキックからの再開となります)が高い場合、選手間の距離が近いためショートパスをつなぎやすく、またボールを奪われた際にはボール保持者の近くにいる数人で一気にプレスをかけ、再びボールを奪い返す確率もあがります。ですが、ディフェンスラインの裏のスペースが大きいため相手に足の早いFWがいる場合はそれなりのリスクがあります。当たり前ですがどれだけパスをつなげてもゴールを決めなければ勝てません。逆に試合時間の90%を相手に攻撃されていたとしても、守り抜きロングカウンターで裏に一本パスを通してそれをFWが決めてくれれば勝ってしまうのです。
某バレー漫画で「6人で強いほうが強い」といっていました。いい言葉です。個人競技と違い瞬間瞬間で戦況が変わるスポーツにはチームワークという不確定な要素が増えます。これが面白いのです。
あ、長くなってきたんで(勝手に盛り上がっただけ)一旦終わります。
言葉の説明だけのつもりでしたが大きく脱線してしまい申し訳ないです。
次回は中盤についてです。絶対もっと長くなります(笑)
ボランチやアンカー、司令塔に1.5列目、トップ下にシャドウストライカーetcとにかくポジションの呼び方がたくさんあるのでその辺も説明していきます。
ついでに自分も勉強しておきます。
「Mr.Brain」を書き出してはじめて知ったことが結構あります。皆でサッカーを楽しめればと思いますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。
長文失礼しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます