源三郎江戸日記(弟二部)
源三郎江戸日記(弟二部)5 右左によけて真ん中の奴の手を打つとぎや~と言って刀を落としたので、右左に飛びはねて腰、肩を打つとあっと言う間に5人が転がったのです、お見事と源三郎が言っ
源三郎江戸日記(弟二部)5 右左によけて真ん中の奴の手を打つとぎや~と言って刀を落としたので、右左に飛びはねて腰、肩を打つとあっと言う間に5人が転がったのです、お見事と源三郎が言っ
源三郎江戸日記(弟二部)5
右左によけて真ん中の奴の手を打つとぎや~と言って刀を落としたので、右左に飛びはねて腰、肩を打つとあっと言う間に5人が転がったのです、お見事と源三郎が言って、峰で良かっ、
たな、真剣ならお前たちはお陀仏だったぞと言って2分銀位払ってやれと言うと、一人の男がサイフから2分銀を投げて、みんなが立ち上がり刀を納めて立ち去ったのです、小上がりに、
上がると、
大した腕ではありませんよと柘植が言うので、お前が強すぎるんだよと酌をすると、お蝶が儲かりました、又ごひいきにと言うと店を出て行ったのです、柘植が二人は肩の骨が折れて、
います、一人は右手の骨を折っておきましたので、戦闘には参加出来ないでしょうというので、戦力が3人減ったわけだ、上出来だなと笑うと、しかしご家老は策士ですねと酒を飲み、
干したのです、
高木は繋ぎが来たので話を聞くと、ばかめ大事の前じあないか喧嘩等とはと言い、して怪我の具合はと聞くと、二人は肩の骨一人は手の骨が折れて医師に治療を頼みましたと言うので、
即刻江戸に戻るように言うのだと言うと、どんな奴らだと聞くと、着流しなので浪人かもしれませんと言うので、言葉使いはと聴くと、江戸弁でしたと言うので、まさか源三郎ではな、
いだろうな、
わしは顔を知られているので、顔を合わせるわけにはいかんと言うと、ひとりの男は柘植と、呼んでいましたがと言うので、白川まではかかりあうな、と言ったのです、白川は奥州の、
玄関口で交通の要所だったので関所が設けられていたのです、源三郎達は本陣に戻り、柘植が経過を話すと、そうかもう3人は戦線離脱か源三郎あんまり痛めつけるとかかって来なく、
なるではないか、
それでは面白くないだろうと言うので、腕を試しただけに御座ります、この辺でいじるのは、やめにしますと言うと、そうせい、楽しみはとっておくのじあ、と酒を飲み干したのです、
翌日一向は本陣を出て日光街道を宇都宮に向かったのです、この街道は将軍の日光への参詣街道なのど良く整備してあり、旅人で賑わっていたのです、旅は順調に進み、宇都宮で一泊、
して本陣を出て二日目に後半日で白川宿のところまで進み、
白川宿の3里手前の待ち合わせの寺に入ると、大勢の雇った者達が着替えて待っており道中奉行が総て整っていますと言うので、槍隊を先頭に治憲の騎馬隊、鉄砲隊が並び後は徒歩隊、
と道具を担いだ荷だ隊が続き総勢200名の大名行列です、治憲は陣笠、金糸銀糸の陣羽織をまとい、整然と行進して行ったのです、3時で白川宿にかかり、見事な大名行列に大勢の人、
が見物していたのです、
宿場役人が見事な行列だな、さすがわ上杉家中だと言ったのです、治憲達騎馬隊は本陣へ逗留して、そのほかの者はそのまま宿場を通り抜け2里先の寺に入り、着替えさせて、雇った、
者に雇い賃を払い解散したのです、道中奉行はこの寺の蔵に総ての道具ほ来年の参勤交代の時までの保管を頼み、25両を住職に渡して時々衣類の日干しを頼んだのです、25両と言えば、
大金である、
住職は喜んで引き受けたのです、衣類箱、槍以外の箱は中は空っぽで、刀は総て竹刀、鉄砲10丁は預けられないので、馬に乗せて国元まで運ぶ事にしたのです、道中奉行は配下10人と、
供に白川まで引き返し旅籠に宿を取ったのです、湯を浴びて夕餉を囲み、今までは大変だったが今回は楽だな、次回からは道具は預けてあるのでもっと楽になる、我々も楽しんで旅が、
出来るぞと笑ったのです、
治憲一行は翌日には完全武装で本陣を出発して一路会津に向かったのです、ここまでで半分来た事になり、会津まで2日の道のりです、一日目は何事も無く二日目を向かえ進んでいる、
と右が田んぼが続き、左は山すそまで野原になっている場所に来たのです、狙うのにはもってこいの場所だなと思てといると、草むらから源信が出て来て奴らは左前方の林に隠れて、
います総勢27人ですというので、
我々を野原におびき寄せるので直ぐに姿を現すぞ、みんな弓に糸をはるのだ、火種を確認しろと指示したのです、準備ができたのでゆっくり進んで行くと、林に隠れていた監物が騎馬、
しかいないようだが、他の行列はどうしたんだと言うと、奴らは手に弓をもっていますと言うので、我々が待ち伏せしているのを知ったので、邪魔になる行列は後に置いたのだろう、
それなら良いわ姿を見せればかかってくるはずだ、弓の届くギリギリまで行き、奴らが弓を放つたら、一気に突っ込むぞ、治憲を守るのに5人は回りに配置し、かかって来るのは15人、
だろう、我々は倍だ源三郎は前列真ん中の桐の陣笠を被っている奴だほかの者には構うなと言うと、お~と返事したのです、林から出てゆつくり野原に進み姿を現したのです、これを、
見た源三郎は、
5騎を治憲の傍に固めさせ、15騎とお峰をつれて野原に乗り入れ、弓の用意をしろと指示し、進んで行き矢が届くところまでくると停止して、矢を番えて炸裂弾の火縄に火をつけて、
振り絞れと命令して放てと言うと、15本の矢が飛んで行き、監物達の足元に突き刺さったのです、ばかめ、あの距離から当たるはずがないと言うと、配下が導火線が付いています、
爆薬ですと叫ぶので、
何~、みんな散るのだと言う間もなくどか~ん、ど~んと15発が爆発して驚いた馬が暴走を始めて、次々と振り落とされたのです、何とか鞍にしがみついて無事だったのは15騎で、
後は振り落とされて野原に転がり、怪我したらしく誰も起き上がりません、うぬ~まだ15騎馬残っている、いくぞ突撃と監物が言うと一斉に走り出したのです、源三郎も突撃と、
声をかけて、
馬にムチをいれ一斉に走り出したのです、騎馬同士の切りあいが始まりましたが源三郎達は鎖帷子、篭手、すね宛をしているので当たってもきれません、一方何の防御もしていない、
監物達は次々と体に刀を受けてぐわ~と声を立てて転がり落ちたのです、監物がうぬ~鎖帷子を着ているのかとしゃにむに源三郎に切りかかりますがかわされて、一撃を肩にくらい、
馬から転げ落ちたのです、
源三郎も馬から降りてばかめ我々は戦支度しているのだ、生身の人間がかなうはずはないと言って、肩の骨は折れている、骨が繋がっても以前のようには刀は振れんぞと、首筋に、
刀を当てると、わしの負けださあ首をはねよと言うので、まだ生かしておいてやる、とつと江戸に帰り稲葉にこれ以上怒らせると、打ち込んで吉良のようにその首もらい受けるぞ、
と言っておけ、
直ぐに役人がくる、捕まれば稲葉の者とわかり、大変な事になるぞと言うと、馬に乗り治憲の元に引き返したのです、治憲が勝どきじあと言って、太刀を抜きえいえいお~と言、
うと、みんながえいえいお~と勝どきを上げたのです、監物達は動けないものを馬に載せ縛りつけて白川宿の方に引き上げて行ったのです、源信に江戸にかえるか見届けよと言、
うと一行は会津に向かって進んで行き、程なく会津に着き本陣に入ったのです、
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