第92話

「未来お姉ちゃんの彼氏?」

 ツーテールの美少女が訊いた。


「え……?」

 敏春と未来は顔を見合わせ、

赤くなった。


「ヒュ~ヒュ~~!!」

 少年たちが冷やかした。

「いや、ボクたちは……、」

 敏春は照れ臭かった。


「敏春君ね!!」

 校長の女史も駆けつけた。

 かなり高齢になっていた。


 この小学校を卒業して十年以上

が経過していた。







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