異世界RTA劇場はーじまーるよー なろう異世界ファンタジーでRTAするプレイヤーたちの記録

白銀天城

一年生最強の戦士 神の血ありルート 計測開始

 異世界で最強の一年生になるRTAはーじまーるよー。

 今回から『異世界美少女達よ、ぼっちだった俺を攻略できるもんならやってみろ~最強無敵の力はハーレムラブコメに使うらしい~ エターナルクロニクル』を走っていきます。タイトルなっげえなおい。

 名前から分かる通り、同名ネット小説の異世界ぼっち? いせみろ? のゲーム版です。気になる人は小説がマジであるから読んで、どうぞ。


『ここは異世界オルイン。様々な種族が暮らす上位世界。あなたにはこの世界で無限の可能性が待っています』


 OPを見ながらざっくり説明をしますと、異世界ファンタジーであるいせみろの世界でオリキャラとして過ごすゲームです。キャラメイクの豊富さと自由度の高さ。綺麗なグラフィックとフルボイスがうん、おいしい!

 制作チームが原作の114514話までがっつり読み込んでいるらしく、脇役までほぼ全員登場する豪華なゲームとなっています。やったぜ。ちなみに今回は現時点でのDLC全部乗せ仕様です。


 そんなゲームで今回は『一年生トーナメントの覇者』と『BOD優勝チーム』に加えて『戦闘系期末試験の勝者』のトロフィーを取っていきます。全部ゲットすると、一年の最後に『一年生最強の戦士』というトロフィーが出ますので、これを取ったら計測終了です。


『異世界美少女達よ、ぼっちだった俺を攻略できるもんならやってみろ~最強無敵の力はハーレムラブコメに使うらしい~ エターナルクロニクル!!』


 ちょうどタイトルコールが聞こえてきましたね。ここでスタートボタンを押して、はじめからを選択したらキャラメイク開始です。イクゾー! デッデッデデデデ! カーン! デデデデ! まだ計測は開始してませんので、キャラメイクは吟味してもオッケーです。


『あなたの名前を教えてね』


 まず性別は男。名前は入力速度を考慮してランダムです。スタートボタン押せばランダムになります。

 出ました『ホルガン・モザイクローム』あだ名や略称は別にいいや。


『キャラの見た目を決めるっす!』


 この世界は猫耳からドラゴンの尻尾、半透明な妖精の羽や羊の角など、かなり多彩なキャラメイクができます。いいゾーこれ。

 種族は人間で、容姿はそれなりにあればOKです。今回は綺麗な金髪に青い瞳のフツメンですね。他の種族だと飛べたり超耐久だったりしますが、神の血混入不可の可能性が高くなります。ゲームバランス取ってるのかな? 神の血については後述。


『特性を3個選んでくださいまし』


 特性は『武術の才能』のように本人の素質から『家宝の神器』とか『超美形』、『曖昧魔法見習い』といった色物まで多数あります。

 周回プレイをすると選べる数も物も増えますが、引き継ぎなしレギュなので3個です。まずは『勇者の素質』です。必須です。ないとチャート壊れちゃーう。

 勇者科に入るには、この適性が微粒子レベルでいいので必要です。じゃけん、取りましょうね。


『あと2個だよ』


 あと必要なのはズバリ『神の血族』です。これが無いとほぼ詰みです。ガチ勢上位層には、これ無しでの達成者が数名いらっしゃいますが、私はリアル楽しく遊ぶ勢だから無理無理無理! 産めない! デメリットとしてバッド特性がランダムで1個つきますが、気にせず取りましょう。


『どの神様の血族でございやすか?』


 初回プレイで選べる神は少ないですが、今回は武闘派で多芸なヘルメスを選択。こいつはその特性上、キャラのスピード関係にバフがかかります。RTA勢にも大好評。神の鑑がこの野郎。

 選択時に善側か悪側かを教えてくれますが、これは神話というより、いせみろ本編で敵として悪事を働いているかどうかで決まります。

 ここで邪神を選ぶのは絶対にNG。本編主人公勢と敵対する可能性が高まり、リセの原因になります。やだ怖い……やめてください。ゆるして亭ゆるして。


『あららー。こんな特性があるみたいですよー』


 バステは『強すぎた血筋』? 確か神の血が濃すぎて暴走したりするやつですね。でも強化というか狂化されるのは戦闘じゃ強みですし、暴走しないようなプレイングが可能ならへーきへーき。テストプレイで暴走する境目みたいなのはリサーチ済みです。試走じゃ問題なかったし、このままイクゾー!


『あと1個よ。気をつけて選んでね』


 『閃きレベル1』を取っておきましょう。いろんなことに気づけます。磨けば上位スキル『天性の閃き』に近い性能を発揮できますできます。技や魔法の習得にも使えるので、RTAでは最後までお世話になりますねえ。


『ギルドに入る? 作る?』


 作るを選択。主人公の入学するブレイブソウル学園には、生徒が自分で作れるギルドが存在します。ハウスももらえるのでゲットしましょう。学園は下手な国家より広いので、内部に家がない限りは寮かギルドハウスを借ります。本編の主人公は新築の家が貰えますが、彼は異世界に招待された側だからね、しょうがないね。


『君の入る科を選んでね』


 科はメイン1個とサブ複数を選択できます。

 メインは強制的に勇者科なので、サブで戦士科に入りましょう。

 科もアホほどあり、戦闘なら騎士科・戦士科・魔法科・召喚科など。

 技術職なら錬金科・料理科・鍛冶科など。

 アイドル科や報道科。探偵科、忍者科、超能力科なんてのもあります。


『属性を選ぶのだ』


 火水風土から水を選択。光と闇は初回プレイでは選べません。


『この設定でいいのね?』


 ホルガン・モザイクローム。

 ごく普通の家庭に育ち、武術の道を歩む。勇者適性があると判明し、この春からブレイブソウル学園、勇者科高等部一年に編入することが決まった。

 武器は剣と槍。水属性。神ヘルメスの血族。羽根帽子を愛用。

 ステはそこそこですね。

 『はい』を押したら、いよいよ学園生活のスタートです。ここでタイマースタート。計測開始です。


『では楽しい異世界ライフを送るのじゃ』


 画面が切り替わったら、入学式イベントです。

 学園長の挨拶とかありますが、そんなもんスキップします。パパパッと飛ばして、終わり! 勇者科のクラスへと場面が切り替わります。ここは慎重に動きましょう。


「わあ、ここが勇者科のクラスかあ。色んな人がいますね。こんなに女子ばかりだとは思わなかったあ」


 さっさと入って、どうぞ。

 ちなみに勇者科はほぼ女です。これには理由があったりしますが、今はいいです。男は原作主人公のアジュと、ヴァン、ルシードが確定で在籍しています。


「おっ、オレ以外にも男がいたのか」


 はい、ヴァン・マイウェイくんに話しかけられました。

 赤い髪を後ろで伸ばした、筋肉ムキムキ高身長のイケメンです。背負った剣が見える見える……太いぜ。

 彼は原作メインキャラの一人です。気さくでいい人なので、ぜひ知り合っておきましょう。


「ホルガン・モザイクロームです。おっすお願いしまーす」


 しっかり挨拶できて偉いぞー(褒めて伸ばす)


「ヴァン・マイウェイだ。固くならなくていいぜ。少ない男同士、仲良くやっていこう」


『ヴァン・マイウェイと知り合いました』


 がっちり握手して、先生が来るまで軽く雑談しましょう。

 ここで注意することは、原作主人公のアジュとそのヒロインに近づかないことです。この時期のアジュはコミュ障を極めており、他人がいるだけでストレスゲージがじわじわ上がっていきます。今と変わらなくね?


 まあそれはそれとして、初期に深く関わるのは危険というか罠イベントです。運が悪いとヒロイン関係のイベントに巻き込まれます。彼らのイベントは神話生物との殺し合いがほとんどです。

 光速の五千倍で動いて不老不死だったりします。勝てるわけ無いだろ!! いい加減にしろ!!

 ホルガンくんは近くにいるだけで蒸発します。


「はーいみんな席について」


 担任のシャルロット先生が入ってきました。ここから自己紹介がオートで流れます。スキップしても聞いたことになるので問題ありません。飛ばすぞー。


「みなさんにはまず、クエストを一つクリアして頂きます」


 原作イベントですね。戦闘チュートリアルの意味もあります。


「達成条件は『学園付近の森林最奥にいる教員の元で試練を受けること』です。誰とパーティーを組むかは自由よ」


 ここで知り合いを増やしましょう。できれば鍛冶屋の娘のホノリか、実家が武術道場をしているマオリとランあたりですね。


「ホルガン、一緒に行くか?」

「誘ってくれてアリシャス! じゃけん、頑張りましょうね」


 ヴァンと仲良くなる理由はこれです。アジュはヒロイン三人と組みます。

 ルシードは幼馴染のカグラちゃんと組んでいるので、部外者が入る余地があんまりないです。

 その点ヴァンは仲間が勇者科じゃないので、男同士で組めるのです。


「おお、使い込まれた槍だね」


 なんか急に下ネタぶっこまれた。何だお前初対面の男の股間に興味津々かよ。

 誰だっけこいつ……白のふわふわした髪と紫の目でスタイルよし。髪と同じ白い耳と尻尾がありますね。ネズミの耳だなこれ。


「ルナメリア・アシュレイだよ。よろしくね! 長かったらルナって呼んで!」


 ああいたいた。知識が豊富な探偵科の子ですね。

 これはホルガンくんの武器を褒めてくれているみたいです。

 初期装備が槍と剣だからでしょう。


「そっちの大剣もいいねー」

「おう、あんがとな」


 ルナはいい装備持っているとイベントが増えます。細かいことに気づいたり、分析力に頼ったりもできます。とても可愛い子ですが、ホルガンくんに特定のヒロインなんて作りません。

 RTAでヒロインの恋愛イベントとかロスでしかないんだよオラアァン!!


「じゃあわたしと一緒に行こうか!」

「どういうことなの……」


 ルナ結構強いんですよね。魔法剣士で探偵科なので、トラップにも気づけますし、武器の情報にも詳しいです。後々強力な武器を揃える必要があって役立ちます。


「オレは構わねえぜ」

「いいよ! こいよ!」

「やったー! よろしくね!」


 ここであと一人、なんとか弱い子を入れたいですね。

 理由はその時説明しますが、このパーティー強すぎます。


「もう一人くらい欲しい……欲しくない?」


 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

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