真夜中の王国 柴漬 じろう様
あーついに来てしまった。
動画を眺める心は静かに震えているようでした。
懐かしい思い出のリバイバルが、今。
大乱闘スマァァァァアアアアアアッシュブラザアアアアアアアズ。
ニンテンドースイッチで発売決定。
よし、買うか。
真夜中の王国 柴漬 じろう様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885153314
飲み会まで後1時間。スパートかけます。
くじは普通です。
高校生の晃一は、カッとなると自分を抑えられないたちでした。
特に父親について指摘されると、見境なく暴力で対抗してしまいます。
父親が、人殺しである。その事実を突きつけられるたび、うちなる衝動に身を任せてしまいますが、心としてはその事実を否定しています。
そんな中、日常を彩るような猟奇的殺人事件が起きました。クラスメイトが何者かに、惨殺され、臓物を体から引き千切られている姿で発見されました。
人の世に紛れた鬼達を巡る、昏い闇の物語の、幕開けです。
現代ファンタジーに途中でカテゴリ変更されたようですが、基本的には伝奇ものとしての嗜好が強いように思います。
物語の雰囲気を象る重厚な文章は、雰囲気としてはあっているように思います。よく考えて文を紡がれている印象は違わない。物語としての色も重みも、そして温度を適切に表現されているように思います。
お上手なんだと思いますので、ウリであり武器な部分だと言い張れるだけの文章力であると思います。
正直な話、このお話に関しては私が言えることって別にないんじゃないかと思いました。
鬼や殺人。どうしようもない衝動も絡む物語で、雰囲気としては鉛の雨を降らすように重苦しいもののように思います。その重み、紙吹雪のように散らされた昏みこそがウリで、その残酷ともとれる展開を推し出されているのであれば、それはそれで構わないでしょう。無理に変える必要なんてないんじゃないかと思います。
ただ、物語の雰囲気や展開がおそらく適切だからといって、それが人に読まれるかと考えると、違うようにも思えてしまうんですよね。
重厚で濃密。重苦しいです。こういったジャンルにおける醍醐味です。
けれども、どうやらなかなか読まれるに至っていない様子で、おそらくはもっと色々な方に読んで頂きたいと思っているはず。だからこそこういった企画にご参加されたのでしょうから。
私は別にアドバイスが出来るわけじゃなくて、ツラツラと素人の感想を書いているだけなので、真に受けないでくださいと改めて前置きから始めます。
おそらく物語の内容として、そもそも受け入れられる間口が狭い可能性があります。鬼が抱く殺人衝動や衝撃的な展開はエンターテイメントに成り得ると思います。
けれど、ネット小説としては重いように感じます。異世界や恋愛だとお手軽に成功体験や心地よい恋愛体験の出来るライトな小説が好まれている昨今、ゴーイングマイウェイな感は否めません。
もっと手軽に、簡単に読める娯楽。その位置付けがネット小説なように思います。読者さんはそういった物語に流れていきますからね。
じゃあそういった方面に日和ることも1つの手段でしょう。本気の力を軽減させて、軽く読みやすい文体に。使命を背負った女性キャラクターはもっとライトに好意を振りまく。殺人衝動に苛まれたら可愛く泣き叫ぶ。そのようにわかりやすいデフォルメされた物語にデチューンすることも、1つの手段でしょう。タイトルも、『鬼の俺だけど可愛い先輩たちが◯◯』みたいな。
まあ私なら死んでも嫌ですけどね(本音)。
うん、色々書きましたが、結局この物語は、むしろハッチャケて欲しいと思いました。
冒頭の、新たなる関係性や絆を感じさせる美しいシーンは、人間性の主張と恋愛要素としてだと思うのですが、その後の展開を鑑みると、生温すぎるという印象です。
あなたの心臓を食べたいとまでキャッチコピーを入れているのでしたら、もう本当に心臓を直に鷲掴みするようなシーンから入った方が心を掴める可能性が増すように感じます。
もう物語の方向性はこんな感じですよ、とインパクトを与えてしまいましょう。ただでさえ狭い間口をさらに絞る行為かもしれませんが、生温い恋愛シーンをやるよりも、冒頭で振り切れちゃった方が選んでいただいた読者の興味をソソれるかもしれません。
真夜中に蔓延る鬼達の、血みどろのストーリーを冒頭から存分に見せつけてあげてください。
局地的でピンポイントな、偏った物語は熱狂的なファンに恵まれる可能性がある。私はそう思います。
それだけの文章の力は、きっとあるはずなので。
1578000
そろそろ出かけないと間に合わないのでくじを引いちゃうぞこらー(必死)
ボク達とレイジーとメイドさん キロール様
おや、色んな意味で運命を感じますねいってきます。
次回予告
スマブラの思い出を語り出すと、大抵誰かが泣かされている(あるあるぅ)
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