SILVER BULLET 〜邪悪なる心臓を射抜く白銀の弾丸〜 真海 始様
私は大変なことに気づきました。
豚トロって、
単体で使うとものすごく悪口っぽくないですか?(知るか)
この豚トロが!
ぶひいいいいいいいいい
SILVER BULLET〜邪悪なる心臓を射抜く白銀の弾丸〜 真海 始様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884423485
最近普通が続いてますね。そろそろ甘と特殊のみで一回引きますか。
世間では認知されていない、裏公安とも言える特殊な課に所属している者達のハードボイルドアクションと言えます。
銃の扱いに長け、あらゆる任務をこなしてきた主人公(1チート)
主人公の幼馴染で、凄まじい剣技を持つ大和(2チート)
あらゆる薬物の扱える天才少女史依留(3チート)
電波のエキスパート徹男(4チート)
裏社会に蔓延る悪を討つ、正義の体現者。4人のチーター達を中心としたハードボイルドアクションです。
犯罪組織は社会には多くあるものでして、彼らはそやつらを成敗する権限を持たされています。殺しすらも許容されている設定であり、倫理よりもエンターテイメント性を優位に置いているのでしょう。
暴力的犯罪組織、ヤクザ、密売組織、政治家の汚職など、あらゆる犯罪に立ち向かいます。
1章目は1話完結型で、彼らの活躍がスピーディーに体験できます。
2章以降は続き物で、二度美味しいです。
まさに現代エンタメ版水戸黄門といったダークヒーロー物といった味わいです。
犯罪組織や社会情勢、武器の詳細についてはきちんと調べられている様子が伺えます。
好きな方はおそらくハマるでしょうと思わせられる物語でした。
ただ、残念ながら欠点と感じざるを得ない部分もあります。
1話完結型の1章では、事件が起こり、解決までの道のりがあまりにスピーディーすぎて、ウリの一つであるはずの、戦闘描写が簡素です。
打つ。当たる。倒す。みたいな文では熾烈さがでません。
戦闘描写は書いたことがないので厳密にはわからないですが、その弾丸はどのような軌道? どんなものに見える? 刃の感触は? 硝煙の匂いはたちこめるのかなど、戦闘を表す表現は、おそらく様々な言葉遣いがあると思います。
短い故に、せっかくのウリとなり得る部分が薄いです。
そしてやはり視点の問題です。
基本的に一人称ですが、一度だけ、主人公と大和の過去だけ三人称になります。
過去編は他のキャラの過去も描かれるので、過去編だけ三人称かと思えば、他の二人のキャラは一人称に戻ってたりします。そこだけ三人称の意味はなんやねーん(突如でてくるわざとらしい関西弁)。
追記、2章は全て三人称とのことです。混乱を招き、申し訳ないです。
一人称の利点って、キャラクターの心情を如実に描写できる点ですが、一人称で語っているキャラの目線でしか物事を見れないです。
主人公が剣士同士の剣技のやり取りを見ているシーンがあるのですが、達人同士のやりとりはすさまじいといった感想を漏らします。
そこがきっとウリの一つなんだから文章で表現せんかーい!(関西人っぽいノリ)
もしかしたら三人称の方が、物語のアクションを描写できる分、適切である可能性はあるのかもしれないと思いました。
読んでいて一番伝わってきたことは、おそらく作者様は楽しんで書かれているんだろうなあということです。
ごちゃごちゃしたマフィアやら犯罪組織も、正義に関する哲学も、いきなり寄り付く美女も、ハードボイルドな世界観に、ライトな部分も目立ちます。
ジャンルとしてはラノベであるようなので、それでいいんだと思います。
整合性も必然性も、物語に必要な要素ではあると思います。
まあこんなこと書いている私は、どっちかというとそういった要素は無視して、これはこれでありだぜと文章でむりくり持っていくタイプなので、あまり言う資格はなさそうだと思います。
ただ、多少御都合主義的でなんじゃそりゃと思うことでも、意気揚々と自信満々に、まずは書ききって仕舞えばいいと思うのです。
悩んだり上を目指すのは、それからでも遅くないと思います。
活き活きと書き続けていけるよう、願っております。
852000
次は何を読もうかな
くじが決めるんですがね!
Awakening7’S こたろう様
マッチョの異世界物?
まだまるで想像がつきませんね。
ええ、読みましょう。
次回予告
腕相撲で主に使う筋肉は、上腕二頭筋(力こぶ)じゃないぞ
上腕三頭筋だ←知らん。
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