日々ぷらら

にゃんこだんご

 実家のアイドルの話を。

 実家には、6年半前に拾った野良の兄弟猫が暮らしています。


 水田地帯にひょっこりと存在する里山(市の自然公園になっている)の一角に、実家の土地が少しばかりあって、兄弟猫はそこに捨てられていたのです。

 最初は3匹でした。


 里山とは言え、タヌキやキツネ、ハクビシンやイタチ等がいます。小さな仔猫には、とても危険な場所なのです。残念ながら、実家が保護する前に一番小さな仔猫は獣に襲われてしまい、残った2匹は実家で暮らしています。


 兄弟はとても仲良しで、いつもだんご状態になっています。

 それぞれにと猫ベッドを用意してあっても、ひとつの猫ベッドにぎゅうぎゅう詰めになって、一盛りてんこ盛りな状態になっているのです。


 とても仲良しなのですが、この状態、実は弟猫にはちょっと迷惑なようで、時々、

「いやーっ!」

 と言ってるような態度を見せるのが面白いです。しかし、いつ見ても2匹でベッタリしているので、仲良しなんだなぁ。


 私が行くと2匹揃ってお出迎えに出てくる、サービス精神のあるにゃんこ達なのです。

 実家は兄弟猫を拾う前は、長年に渡って犬を飼っていました。歴代、飼ってきた犬たちの思い出話も、いつかしたいです。

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