登場人物紹介(ソ連側): 随時更新(2022年3月6日更新)
・ソ連人
ソビエト・クツーヤは100万人の住民が暮らしている。その正体は、スターリンが錬金術で創造したヒューマンベースのホムンクルスである。寿命を持たず創造者に絶対的な忠誠心を持つのが特徴。ちなみに、スターリンの種族はオートマトン。
【人民委員】
・スターリン(久津屋鉄男)
モデルは、ヨシフ・ヴェサリオヴィッチ・シュガヴィチリ。スターリンはロシア語で『鋼鉄の男』を意味するペンネームで本名ではない。久津屋鉄男のアバター。靴屋(久津屋)の息子からソ連のトップに成り上がったスターリン(鉄男)にあやかってプレイヤーネームにした。ソ連共産党書記長の職についている。ゲームで彼が作り上げたソ連ごと異世界に召喚された。姿は若いころのスターリンを模したため、かなりのイケメン。異世界で暴れまわる……つもりだったが、創造神との取引により制約がかかった。グルジアの髭親父は出てこない(ネタバレ)。赤い皇帝(レッド・ツァーリ)の異名をもつ。階級は大元帥。
・モロトフ
モデルは、ヴャチェスラフ・ミハイロヴィチ・スクリャービン。モロトフはロシア語の『ハンマー』にちなんだペンネームである。飢えた帝国民のために、空軍に要請してパンを空から投下するなど、慈悲深い性格の美女。スターリンとは大親友で "コーバ" の愛称で呼ぶことを許されている。外務人民委員を務める。おしとやかな外見に反して強硬な外交術には定評がある。趣味はバテーンダーの真似事で、彼女の作るカクテルは絶品だと評判。嫌いなものは火炎瓶。巨乳と綺麗な緑髪がひそかな自慢で、スメルシにマークされている。階級は元帥。
・ベリヤ
国家保安委員会の議長と内務人民委員を務める。小柄で地味な丸眼鏡の少女だが、中身は重度のショタコンの変態。ただし、イエス・ショタ・ノータッチが信条の淑女(自称)。性格はアレだが非常に優秀で部下から畏怖されている。敵に対しては史実のように冷酷であるが味方には甘い。KGBを手足のように使いこなし、異世界の情報を集め続けた影の功労者。階級は元帥。
・トロツキー
モデルは、レフ・ダヴィードヴィチ・トロツキー。革命への情熱はソ連随一で華やかな美少女。本当は外務人民委員をやりたかったが、モロトフに奪われた。史実では世界革命を目指すも、一国社会主義を標榜するスターリンに敗れた。ゲームソ連でも武力による世界革命を目指す超過激派グループを率いる。彼らをまとめてトロツキストと呼んだ。スターリンへの批判を恐れないことから周囲から危険視されている。が、祖国への愛は本物である。厳しく諫言してくる彼女をスターリンはむしろありがたく思っていた。財務人民委員として辣腕を振るう。階級は元帥。
・カリーニン
温和な性格でおっとりした美人。ソ連の良心。癖が強く何かと衝突しがちなソ連上層部の潤滑油となっている。民族人民委員として現地民の融和につとめた。階級は元帥。
・ジューコフ
モデルは、ゲオルギー・コンスタンチーノヴィチ・ジューコフ 。言わずと知れたソ連最強の将軍。軍部のトップで国防人民委員。生真面目な委員長気質で、見た目は金髪碧眼の普通の少女。緻密にして大胆な用兵術と必要なら多大な犠牲をも厭わない冷徹さも併せ持つ。ヴァシレフスキーとは大親友。胸がないのを気にしている。裏では巨乳死すべし(スメルシ)のボス。階級は元帥。
【赤軍(陸軍)】
・ヴァシレフスキー
モデルは、アレクサンドル・ミハイロヴィチ・ヴァシレフスキー。軍部のナンバーツー。青髪青目で巨乳の小柄な少女。ジューコフとは大親友。二人のコンビは演習にて負けなしであり、ソ連最強と呼ばれる。貧乳のジューコフをからかうのが生きがいで、スメルシにマークされている。それでも貧乳いじりをやめない大物。階級は上級大将。
・トゥハチェフスキー
モデルは、ミハイル・ニコラエヴィチ・トゥハチェフスキー。赤軍の長老で戦略の大家。空挺作戦や縦深理論は彼女がつくった、という設定。眼光鋭い妙齢の女性で規律の鬼。一線を引き後進の育成に心血を注いでいる。スターリングラードで現地民をチモシェンコとともに育成し、大戦に備えた。階級は上級大将。
・チモシェンコ
モデルは、セミョーン・コンスタンチーノヴィチ・チモシェンコ。坊主頭とモノクルが特徴の紳士的なミドル。トゥハチェフスキーやフルンゼとともに赤軍の礎を築いた古参の将軍。チモシェンコ将軍を讃える歌がある。彼が育成した将兵はスターリングラード、レニーグラードの勝利に大きく貢献した。階級は上級大将。
・ヴァトゥーチン
モデルは、ニコライ・フョードロヴィチ・ヴァトゥーチン。パルチザンに狙撃され負傷した右目にアイパッチをつけている……という設定の邪気眼使い。本人曰く名誉の負傷。右手がうずくらしい。腰まで届くプラチナブロンドが特徴的な幼女。新進気鋭のソ連最年少の将軍でもある。打撃部隊による戦車戦術に秀でている。スメルシの会員。階級は中将。
・ヴォロシーロフ
モデルは、クリメント・エフレモヴィチ・ヴォロシーロフ。軍事的な才能は皆無だが、スターリンのよき友であり理解者。人格者として知られ何かと周囲から相談を受け、頼られている。女性に間違えられるのが悩み。階級は中将。
・カトゥコフ
モデルは、ミハイル・エフィーモヴィチ・カトゥコフ。戦車戦において並ぶ者のいない名将。大の戦車オタクで三度の飯より戦車が好きな変態淑女。イラストがうまく、戦車を擬人化しては普及に努めている。そして擬人化した戦車を同志たちと掛け算する怪しいサークルのボスとなった。大戦では彼女が育てた戦車部隊による巧な防御戦術により、第三王国軍の侵攻の遅滞に成功した。彼女たちが稼いだ貴重な時間はパンテンシアの防御に多大な貢献を果たした。階級は中将。
・エレメンコ
モデルは、アンドレイ・イワノヴィチ・エリョーメンコ。極めて楽天的な性格の美女。若者ぞろいのソ連軍の中で、年齢を気にしている。前線で負傷しても指揮をとり続けるなどバイタリティに溢れるモーレツウーマン。スターリングラード攻防戦では諦めずに将兵を鼓舞し続けた。階級は大将。
・チュイコフ
モデルは、ワシーリー・イヴァーノヴィチ・チュイコフ。粘り強い性格でどんな猛攻にも耐える屋内・市街戦のエキスパート。大戦では包囲されたスターリングラードの指揮をエレメンコとともにとる。絶望的な状況に耐え、援軍が来るまで抵抗し続けた。スメルシの会員。階級は大将。
・パブロフ
モデルは、ドミトリー・グリゴリエヴィッチ・パヴロフ。能力は水準以上だが、気弱な少女。不幸体質でいつもおどおどしている。命令には忠実だが、想定外の事態に弱い。大戦では奇襲を防げず敗走するも、全軍の崩壊をよく防いだ。階級は中将。
[騎兵師団]
・ブジョンヌイ
モデルは、セミョーン・ミハーイロヴィチ・ブジョーンヌイ。騎兵大好きな肝っ玉母さん。真紅の長髪が特徴的。古参の将軍で彼女の薫陶を受けた将兵は多い。騎兵を時代遅れと侮られると烈火のように怒り出す。精鋭ゴーレム騎兵を率い、赤い長髪を振り乱しながら戦場で暴れまわった。階級は大将。
[魔導師団]
・ヴォルク
モデルは、ヴォルク・ハン(マゴメトハン・ガムザトハノフ)。魔導師団の師団長を務める筋骨隆々の偉丈夫。筋肉魔術理論という独自理論のもと、肉体を鍛えている。だが、その魔術の腕は確かなもので魔法格闘戦なら負け知らずである。得意技はサブミッション。筋肉馬鹿と思われがちだか、魔導師らしくインテリな一面ももつ。階級は大将。
・クラギーナ
モデルは、ニーナ・クラギーナ(ニネル・セルゲーブナ・クラギーナ)。魔導師団の参謀長。筋肉馬鹿の師団長の元で魔法戦闘と実務を行う苦労人。その魔力量と魔道技術を駆使した殲滅魔法を得意としている。実は戦闘狂であり、ヴォルクと同類に見られていることを彼女は知らない。階級は中将。
【空軍】
・ノヴィコフ
モデルは、アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ノヴィコフ。ソ連空軍のトップ。戦術は苦手で、机上演習では負け続け。テストは0点だが、射撃とあやとりの腕は超一流。いじめられるとトゥハチェフスキーに泣きつく癖がある。だが、彼女の持ち味は、その管理能力である。大戦中、常に大量の航空機を生産・運用できたのは彼女のお陰である。戦術下手を揶揄するものがいる中、量で相手を圧倒する赤軍の戦略に相応しい活躍をみせた。気弱な性格でジューコフと仲がいい。階級は元帥。
・リディア
モデルは、リディア・リトヴァク。魔女大隊ナイトウィッチを率いるエースパイロット。魔道に長け直接戦闘能力も優秀。カーロッタたちを見つけたのも彼女。
【海軍】
・クズネツォフ
モデルは、ニコライ・ゲラシモヴィチ・クズネツォフ。ソ連海軍のトップ。女性の多い軍上層部の中で海軍のトップに上り詰めたスーパーエリート。だが、その外見は10歳くらいの少年にしかみえない。海軍とは名ばかりの湖海軍に忸怩たる思いを抱いていた。異世界転移を一番喜んでいる。が、戦力が揃うまでやることがなかったため鬱屈していた。人員不足のため自ら艦隊を率い、大戦では第三王国のレイダ提督と死闘を繰り広げた。苦手なものはベリヤ。階級は元帥。
【その他】
★・トルマチェフ New!
モデルは革命初期にコミッサールで活躍した人物。レーニン名称軍政治大学の前身であるトルマチェフ名称軍政治大学に名前が残っている。
黒髪お下げ眼鏡の風紀委員長で、ツンデレ。国家保安コミッサール総監(保安元帥に相当)の任についているが、政治委員制度の衰退に伴い一線を退いていた。今回、カーロッタ、ルーシヴィア姉妹の政治将校教育のために呼び戻され、その教育にあたる。ベリヤが頭があがらない数少ない人物でもある。
・ザイチェフ
モデルは、ヴァシリ・グリゴーリエヴィチ・ザイツェフ。ソ連随一のスナイパー。
・ウラソフ
裏切り者。
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