RT関白

あなたがRT企画をする前に言っておきたいことがある。


かなり厳しい話もしますが、先人の間違った道なのだと笑って聞いて欲しい。


1:募集人数を決めてください

 本当に募集人数を決めてください。無制限にやると、どこかの誰かさんみたいに96件とかありえない数字が降って来ます。絶望します。泣きます。目がショボショボします。睡眠時間が削られます。

 一つ一つを丁寧に読み込みたいのならば、せめて5作品を限度にします。と制限をかけておくのが吉だと思います



2:サイトを一つに絞ること

 さて、このRT企画を一番利用しているサイトは「小説家になろう」ではないでしょうか?

 実際に、私の企画でも約8割が「小説家になろう」からでした。

 利用者数もカクヨムとは段違いらしいので、それは致し方ないことかも。

 ただし、残り2割はカクヨムだったり他サイトさんだったり。

 サイトがバラバラになると、読むときに別のサイトに行き来したりして、とても不便です。

 ですので、募集をかける時はサイトを絞ったほうが懸命です。

 

 そして、この企画。個人的な考えではありますが、「カクヨム」に適した企画なのではないかと考えます。

 (1)評価 点数ではなく、ハートを送る。

  評価、点数、ブクマ。まぁ。致し方ありません。数字で見えるので書き手として、相手がどう捕らえたのかがわかりやすいですよね。

  ただ、読んでいて思うのが「評価も送りたい。だが、この話は特に良かった! この思いを! 伝えたい!」と言うときに、ハートをポチッと押せるのがすごく気が楽なのです。

 コメントを返すときも「特に好きだった話しにハートを送りましたので、参考にしていただければ」と返すことも出来る。

 書き手にとっても、読み手がどういう話に惹かれたのかが分かるので凄くやりやすいです。


 (2)文字が読みやすい

 これは、人によって異なります。

 ただ、私はカクヨムが一番読みやすいのです。フォントの関係もあるのかな?

 もう、文字が読みやすいのでサクサクと物語にのめりこめる。

 あぁ。こんなにのめりこみやすいなら、カクヨムで募集すればよかった。

 と後々後悔。まぁ、そこらへんはカクヨムさんの手腕に期待。


 ですので、カクヨムでももっと盛り上がれば良いなぁと思っています。


3:コメントをする時は、相手の文体を見極めること

  いやぁ。これだけで本当は1本書きたいぐらいに思うところがあります。

  多分、普通にしていれば、問題はないです。「中辛希望」「甘口希望」の方は、貴方の思った事を問題なく受け取ります。消化するかは別問題ですが。


  問題は、「辛口希望」を求められた場合です。

  辛口でコメントをしたり、批評したりすることに慣れているのなら読み飛ばしてください。

  正直、私は辛口コメントや批評をしたことがありません。

  もう一つ言えば、踏む か 踏まれるか であれば、仕方ないから踏む タイプの人間です。

  積極的に踏む事はしたくありません。


  辛口コメントの程度が分からないので、編集経験のある友人に複数名確認しました。

 「辛らつに言う」と端的に答えた人ももいれば

 「辛口希望の人は、短所を潰したい人だから、潰せそうな短所を言う」

  などと答えはバラバラでした。


  皆、口をそろえたのが

 「はちは、素人でしょ。素人でもわかる短所って、致命傷だから、それを言えば?」でした。


  なので、申し訳ないのですが、気づいた点を言わせていただきました。(私の言い方も悪かったのかもしれませんが)ほぼ、全員から怒られました。「お前、何様なのかよ」「そんなコメントを言えるレベルなのかよ」「へたくそが何をいきがってる」「底辺のくせに」(個人特定防止の為、かなり、フェイクを入れています)と。様々な辛口、辛らつコメントをいただきました。お礼参りをされたケースもあります。


  後々、RT企画を行っている人のツイートでも「辛口希望」で辛口コメントをしたら、逆上されて「こんな文章しかかけないお前が偉そうな事を言うな」と言われた。というケースも耳にします。


 非常にデリケートな問題ですが、もしも、「辛口希望」「酷評希望」とコメントがきた場合は、重々保険をかけておく必要があります。(怒らない お礼参りはしないなどなど。嫌ならば、「したくない」というのもアリです)


 善意で辛口であっても、相手には伝わらない可能性があります。

 書き手の力不足ではありますが、十分注意しましょう


4:中途半端なコメントはやめよう

  コメント希望の場合は、良いところ 悪いところ 同数を希望しています。

  後がつかえてなかなか読めない場合もあるでしょう。

  その場合は、「1章まで読ませていただきました。それまでの感想でよろしいでしょうか?」と一言入れてコメントを入れてみてください。その中で貴方が感じ取ったところを言えば良いと思います。


5:見返りは期待しない。

 書き手がRT企画を行えば、必然的に知名度は上がります。作品も知られます。

 残念ながら、それが作品の評価には必ずしも直結しません。一時的にPV数は増えます。

 ブクマも増えるでしょう。それは、貴方の営業成績です。誇ってください。

 ただし、劇的な効果は見込めません。

 もしも貴方が劇的な効果を求めるのならば、もう。書いて 書いて 書いて。質を上げる。これに尽きるでしょう。精進あるのみです。

 ちなみに、感想やポイントを送ったので、自作の感想やポイントを下さい。ももちろん無しです。

 ルール上、違反行為になります。

 自分をエサに他人を釣るってむちゃくちゃダサいです。


6:応募要項を読んでいない人は斬り捨てゴメン

  RT企画でよく間違えられやすいのは「RTをすれば読んでもらえる」と書き手が受け取ることです。

 貴方が、RT企画で募集要項を設定している場合。ただRTをしただけの人は切り捨てても構いません。

 貴方が読むべき人は、募集要項の要件を満たしている人です。

 なので、読んで欲しい人も、企画主のツイートは最後まで読みましょう。

 読まなければ、貴方の作品も読んでもらえないのですよ。


さて。

ここまで読んでRT企画をしたくなったそこの貴方。

とても素敵な素質がある。

今すぐにでもRT企画をTwitterで上げるのが良いでしょう。

すぐに飛び込んでいきます。

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