第9話
「伝統でさ。男女混合でやるよ。2チームに分かれる。バスケ部の先輩が2人入るから安心して」
げっ。最初からかよ。
10分間のゲーム。そこで良いと思った人を歓迎。結果は終わった時点で言われる。
チームはAとBに分かれる。
A・・・私と久田さん、國田くんと先輩2人
B・・・透馬と木野さん、黒側くんと先輩2人
透馬と私は敵。透馬は強い。倒したい。それを思うほど倒したい感が強くなる。すると透馬が来てこっそり言う。
「お前が負けたらキスな」
はあ?そんな事するかよ!キス?そんなの・・・やるわけない!
私は顔を真っ赤にする。これは透馬の作戦。けど・・・ でも勝てば良いだけではないか。でも、勝つだけでは何だか足りない。じゃあ、
「じゃあ私が買ったら私が好きな希乃倉屋のジュース奢りな」
透馬の顔が青ざめる。希乃倉屋は高級な店。あって物凄く美味しい。だが高い。これを買ったら透馬の手持ちはすぐなくなる。なんて事を。透馬のやる気を出させてしまった。ペナルティーにならないようにしないと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます