虐げられ少女と人気者な少女
留依華(ルイカ)
プロローグ 友達
私は、小さい頃から親に暴力を振るわれていました。
50℃にもなる熱湯をかけられたりする事もありました。
蹴られたり、殴られたりする事もありました。
出来た痣のせいで小学校時代は、「気持ち悪い」と言われていました。
テストの点数が悪いと、
「お前みたいな姉を持ったミアが可哀想だ。
土下座しろ!」
こう、言われた事もありました。
ミアは、私の妹です。
ミアは見て見ぬふりをしていました。
時は経ち、私は13歳、ミアは10歳になりました。
中学生になった私に、はじめて「友達」が出来ました。
彼女の名前は「朱理」と言いました。
そう。あの時の彼女は、とてもとても、私に良く接してくれました。
彼女が、「あの事件」を起こすまでは。
虐げられ少女と人気者な少女 留依華(ルイカ) @Sakura958
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。虐げられ少女と人気者な少女の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます