黒薔薇の騎士に白百合の口づけを

星空カノン

act1 おとぎ話

むかしむかしあるところに、それはそれは美しいお姫様がおりました。



お姫様は、誰にでも優しく、平等で、小鳥のさえずりの様な綺麗な歌声を持っていました。



そんなお姫様の15歳の誕生日、お姫様はとある魔女の呪いで、深い深い眠りについてしまいます。



お姫様の住んでいたお城は、長い年月が流れ、茨城で覆われ、呪いの館、と呼ばれ誰も近づこうとしません。



しかし、そんな城に勇敢にも入ってくる一人の若者がおりました。



数ある茨城を切り刻み、魔女の手先と戦い、ついに、お姫様が眠る部屋に辿り着きました。



若者は、台本に書いてあったかの様にお姫様に口づけをし、お姫様を深い深い眠りから目覚めさせました。



その後、若者とお姫様は結ばれ、永遠に幸せに暮らしました。



めでたしめでたし。



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