第154話 娘や三銃士との楽しいキャンプ? (13)

 と、言い争いを続けている二人……。舞君とシルフィー君へと、我が家の長女の姫さまであるさくらが、言い争いを続けている二人へと、争いをやめて──網の上で焼かれている肉や野菜……。


 その他諸々とした物を食するようにと告げる。


「えっ?」


「あっ、はい……。さくら様……」と。


 シルフィー君と舞君から、我が家のお姫さまへと言葉が返る。


「では~。いきましようか~? シルフィ~に舞~」


 二人の言い争いに参加をせずにマイペース……。二人のように儂や姫達二人に遠慮──考慮しながら行動していたシルフィー君や舞君とは違い。


 自分自身が甘えたくなれば、周りが忙しかろうが気にもしないで、儂へと甘えにきていたローラ君が二人へと、夜間見張り──警護を解いてバーベキューを堪能しようと告げてきたのだ。


「もう~。ローラは~。本当にマイペースで自己中なのだから~」と。


 シルフィー君が不満を漏らせば。


「シルフィーの言う通りだよ~。ローラ~。僕も君みたいに自己中心的でマイペースな者になりたいよ~」と。


 今度は舞君がシルフィー君に続くように、ローラ君へと不満を告げる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る