第146話 娘や三銃士との楽しいキャンプ? (5)
「う~ん、でも? さくら様?」
さくらの三銃士に警護をやめ、解き──。炭のコンロの網の上で、美味しく焼けているお肉などを食するようにと告げられた三銃士の少女達……。
舞君が自身の顔色を変えながら、さくらの命令に対して、少々不満のある声色で言葉を返した。
「舞~。別にそんなにも神経質に警護をしなくても大丈夫ですよ~。いざとなれば家のお父様が~。いくらでも敵の大軍を駆除してくれますから~。心配しなくて大丈夫~。だからさくらお姉様の告げた通りで~。三人とも~。私達の警護を解いて~。焼けているお肉を食べなさい~」
さくらの下知に対して少々不満のある様子を見せながら、未だ暗闇の中──。注意深く辺りを見渡していた律儀で賢い舞君へと。今度はさくらではなくレイが、いざとなれば儂が何とかしてくれるから大丈夫……。安堵してお肉を食べるようにと告げたのだ。
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