第43話 異世界からの電話? (4)
儂は自身の傷ついた心の臓が少しばかり回復……。
それこそ、RPGゲームの世界の中に居る主人公みたいに、少なくなったHPやMPが回復……元気になった。
と、言うことで儂は、慌てふためきながら自身のスマートフォン取り、握り──。その後は、自身の耳に当てて電話に出た──。
「もしもし」と、言葉を漏らしながら。
「もしも~し、パパ~。元気にしている~?」
『……ん? 何? 何、何、何~?何だ~、このお姉ちゃんは~?』
儂が自身のスマートフォンに向かって話しかけると。いきなりノリの良い明るい声色の女性が儂に、『パパ元気~?』と、話しかけてきたのだよ。
だから儂は直ぐに困惑をした。
そして、電話での対話の相手は誰だろう~? と、思ったのだよ。
でもね、儂自身には全く記憶のない声色だと言うことだから、電話の向こう側で明るく話しかけてきた姉ちゃんに。
「あの~、お姉さん~? 多分、あなたは間違え電話をしたと思うので~? 一度電話を切り、再度掛け直した方がいいとは思いますよ~?」
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