野球には詳しくない人にも分かりやすい、丁寧な描写だと思いました。
テレビ中継される甲子園の舞台は、確かに華やかだけれど、
その裏側で繰り広げられている日常の風景が、リアルで良いなと感じました。
作者からの返信
古博かん 様
感想ありがとうございます!
野球のシーンについては、野球がよく分からない方でもハラハラやワクワクを感じて頂けるよう、丁寧に書きました。
高校球児は野球(部活)がメインではありますが、学校生活もメインでありますので、メリハリをつけるよう努めました。
この泉野高校の選手達が甲子園に出場した続編『春を照らすカクテル光線』があり、今作『サインは、スローカーブ』とはまた違った観点から楽しんで頂ける作品になっています。
もし興味がありましたら、そちらも読んで頂けると嬉しいです。
編集済
決め球はスローカーブ。オリックスの名投手、星野伸之さんを思い起こさせますね。私はパワプロとたまにテレビで野球を見るぐらいですが、描写が細かくて読んでいて面白く、スター性のある新藤くんに対して安定感のある岡野くんというキャラクターも好みでした。いいですよね。こういうピッチャー。逆ロマンというか。
企画参加ありがとうございました。
作者からの返信
柏木祥子 様
この度は『サインは、スローカーブ』を読んで頂きまして、ありがとうございます。
私もパワプロから野球に興味を持ち始めた身で、昔は二次創作の小説も書いていました。星野投手もそうですが、少し前のプロ野球選手では軟投派と呼ばれる投手も多かったですよね。
野球小説の王道は、決め球となる絶対的な変化球かストレートを持っている主人公が多いですけど、私個人としてはそうしたタイプよりも作中の岡野選手のように目立たないけど味があるタイプの方が好きで、そうした趣向が反映されている……と思います。
感想を書いて頂き、ありがとうございました。今後も面白いと思って頂けるような作品をお披露目できるよう、頑張ります。
佐倉伸哉