誰か書いて！～俺のあらすじ箱～

その１４ ちのいみそ

　検索結果……氷柱

　埼玉県の秩父で見られる、三十槌（みそつち）の氷柱（つらら）がヒットしました。

　高さ10m幅50mもあるそうで、画像でも圧巻でした。ライトアップイベントもあるそうですよ。氷柱をライトアップだなんて、ロマンチックですよね。

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　Ａ案　我らネイチャーソルジャー

　こんにちは、ネイチャーソルジャーです。

　いえいえ、不審人物じゃありません……警察はやめて！　私たちは自然界にある物を武器に見立てて、想像力を養おうというサークルなんです。

　あなたも小さい頃やりませんでした？　学校の帰りに木の棒を拾ったり、カッコいい形の石をポケットに入れたり……。

　でしょう？　さあさあ、あなたもネイチャーソルジャーに……警察はやめて！

　Ｂ案　雪女 in こたつ

　妖怪研究者である俺の元に『雪女が保護された』と連絡が入った。

　向かった研究所でモルモットのように扱われる彼女を見て不憫に思った俺は、研究成果を提供することを約束に雪女『ユッキー(自称)』を家に招くことに決めた。

　しかしこのユッキー、暮らしてみるとなかなか手のかかる同居人だ。

　ああほら、こたつなんかに入るから前髪に氷柱ができてるぞ……ふふふ。

　Ｃ案　どうかこの氷が溶けぬ内に

　氷像専門の彫刻家、氷川鵠（ひかわくぐい）は山小屋に一人で籠り、氷像を作り続けている。

　これはそんな氷川の元を訪れた人々や、彼が出会った自然の風景を氷像という形に落とし込むまでを追った物語。

　いつかは溶けてしまうからこそ美しい。そんな澄んだ芸術の世界をあなたも覗いてはみないか。

　以上、三本です。

　筆者は子供の頃、ダンゴムシが入ったままのズボンを洗濯されたことがあります(あの時はゴメンよ……)。