誰か書いて！～俺のあらすじ箱～

その８ いのしこな

　検索結果……四股名

　お相撲さんのリングネームですね(言い方)。

　相撲同様にかなり歴史があるようで、名前の由来にも様々あるようです。調べてみるとユーモラスなものもあって面白いですよ。

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　Ａ案　異能（エクストリーム）相撲～俺の張り手でソニックブーム～

　相撲とは神事に端を発する、神聖なる魂のぶつかり合いである。

　それはこの異能（エクストリーム）相撲においても変わらない。

　四股を踏めば地が裂け海が割れ、塩を撒けば緑が芽吹く。

　四股名という二つ名を与えられた力士（英雄）たちによる、血沸き肉躍る力と技の狂宴が今始まる……。

「はっけよい……何も残さねえでゴワス」

　Ｂ案　行司ですが、キラキラ四股名に困っています

「ええと銀河……ああハイ銀河（ギャラクシー）ね」

　私は相撲の行司をしております。長らく愛されてきた相撲ですが、時代に合わせて最近少しずつ変化してまいりました。

「これは……天覆う黒炎の竜王（ドラゴンズキング・オブ・ダークフレイムワールド）！？　息続くかなあ……ちょっとダサいし」

　と、言いますのも、力士に人気を集めるため、インパクトのある四股名が付き始めたんです。

「横綱（サイドロープ）！？　お前まだ幕内だろ！　あとダセえよ！」

　しかも間違えると、ご老人でも投げやすく改良されたロケットブースター付き座布団が飛んできます。あれはもはや凶器です。

「Mawa-C（マワシー）……機械なのかな？」

　今日も文句を言いつつ、頑張って覚える日々です。

　Ｃ案　耳が思春期

　花も恥じらう女子高生。彼女たちは可憐な乙女であり、多感なお年頃です。

「(シコ名……！？　ＡＶ女優の芸名の話かしら？)」

　……多感なお年頃です。

　これはそんな愛しき淑女たちの、頭の中のストーリー。

　声には出せないアンナコト。覗いてみませんか？

　以上、三本です。