美琴 Accounting!! 簿記の基礎知識講座
剣世炸
3級商業簿記編
introduction 美琴 Accounting !! ~簿記の基礎知識講座とは?
「どうも~作者の剣世炸(けんつぎさく)です~」
「わっ!猫がしゃべった!!」
「煉先輩!落ち着いて下さい!この猫は剣世先生ですよ!!」
「…どう見ても、ただの野良猫じゃないか?」
「それは置いておいて!野良猫さん…じゃなかった、剣世先生。どうしてリアルの世界から私たちの世界にいらっしゃったんですか?」
「このストーリーを見て頂く前の注意事項を申し上げようと思いまして」
「家電製品でいうところの「初めにお読み下さい」的なものですね。」
「さすが、日商簿記1級の高校生現役合格を目指している煉君だ!頭の回転が早い!」
「…自分の分身を褒めないで下さい…先生…」
「まあまあいいじゃないですか先輩!この世界は剣世先生が描いている世界なんですから♪」
「…なんだか、それも違う気がするのだが…」
「それで剣世先生、読者の皆様にお伝えしたいこととは?」
「まず、このストーリーは美琴さんが「秋風に誘われて」に登場する人物達との会話を通して「簿記」の基礎知識を学んでいくというストーリーですが、前提としてペーパーベースで「簿記」を少しでも勉強したことのある人が見ると分かりやすい構成になっている、ということです。」
「簿記に全く触れたことのない人では、このストーリーを見ても理解できない、ということですか?」
「いやいや。勉強したことのない人でも分かるように作っている「つもり」ではありますよ…」
「「つもり」ですか…」
「ペーパーベースで学んだ方の方が、イメージがしやすい、ということです。仕訳の説明をする際も「借方」「貸方」ではなく「左側」「右側」という表現を使っていますが、これもペーパーベースで学習している方の方が分かりやすいですよね。」
「確かに、それは先生のおっしゃる通りですね。」
「それから二つ目ですが「精算表」や「試算表」といった表や「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」といった財務諸表の説明はできても「作成の仕方はこのストーリーでは分からない」ということです。」
「確かに、検定でも出てくる精算表や財務諸表が何なのかは分かりそうですけど、作成方法は紙ベースで自分でやって慣れるしかないですよね…」
「そういうことです。私のこのストーリーで理論的な部分を学んで頂き、表の作成といった実技的な部分は問題集等で学んで頂きたい、と私は考えております♪」
「俺も簿記検定を受検する前は、問題集を少なくとも2周はやります。仕訳は頭で考えなきゃですけど、計算や表の記入は問題集とかで培わないと身につかないですよね。」
「その通りです。さすが、私の分身です!!という訳で、お2人さん、今後もよろしくお願いしますよ♪」
「あまり人遣いが荒くならないよう、お願いしますよ!」
「それでは「美琴 Accounting !! ~簿記の基礎知識講座~」を、どうぞお楽しみ下さい!!」
「にゃ~お♪」
「あっ!剣世先生が窓から…待って~先生!!」
chapter 1 に続く♪
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