小さな火
ずっとずっと先だと思っていた
ぼんやりと描いたその時が
目の前に迫って来て
明日になり
今日になり
やがて昨日になっても
想い描いた時の気持ちを
忘れないで
たとえ古い思い出と言われても
若き日の青い恥と思っても
胸の奥のどこか深い場所にいつも
少し恥ずかしいような夢を
ほんの少し見えるくらいに
置いておいて
知らぬ間に形を変えて
叶う願いもある
忘れた頃に
帰ってくる情熱も
不意にみつかる宝物みたいに
突然やって来るから
受けとめる心を
小さな火を
消さないで
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