ちいさな でし のうらばなし

・ステファンの身長は124cm。現代の10歳児と比べると随分小さいです。

栄養状態があまり良くなかった時代ということもあるし、お母さんのミレイユも小柄なのでね。おちびさんです。この小さな体で高身長の師匠を見上げたら怖いだろうに、しっかり口答えできたんだから、案外肝が据わってる。


・ステファンが通っていた初等学校は5歳から11歳まで。その後は6年制の中等教育校へ行ったりその他もろもろ進路が分かれます。でも男子校だったせいか?女の子が苦手だそうな。特にキャーッという甲高い笑い声を聞くと、逃げ出したくなる。


・じつは犬を飼いたかったステファン君。オーリの家に犬はいないけど、代わりに変なモノがいっぱいいるからとりあえず退屈はしない。けど犬を飼う夢は捨ててない。


・6-1で初めて信号機を見たステファンとエレインの反応は誇張ではなく、うちの母のから聞いた実話が基になっています。1950年代当時の田舎者には、信号機がほんっとに珍しかったのです。


・小さい頃から飛ぶ夢をよく見てたけど、実家ではせいぜい人の頭くらいの高さをフワフワ漂う程度の夢だったそうです。翼竜のアトラスに乗せてもらってからは、より鮮明にイメージできるようになったのか、高い山もひとっ飛び!な夢を見る。ただしよく落下する。(リアルにベッドから落ちる)


・ミレイユ母さんの方針で、前髪を真っ直ぐに切りそろえたお坊っちゃんらしい短髪にしてますが、じつは散髪が嫌いです。耳元ではさみがチョキチョキ、襟足で剃刀かみそりがそりそりいうのが怖いんだって。

でも理髪店の仕事を見るのは好き。特に、剃刀かみそり革砥かわとでシュッシュと仕上げる動作がかっこいい!と思ってます。




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