・エレインの身長は170cmちょい。50年代の人間の女性の中にいたら結構な高身長です。オーリと並んで歩いてたらそりゃ目立つわ。

・高身長、筋肉質で怪力な娘ですが、あくまでもそれは人間の世界での話。

故郷のフィスス族の守り里では、一番小柄で一番弱かった。だから戦士ではなく「語り部」という巫女のような存在でした。

・エレインの年齢は不明ですが、精神年齢は人間の女子高生くらいに設定しています。だから妙に子どもっぽかったり気分の乱高下があったり、不安定。

しかしそうなると、守護者の契約をした2年前って15歳くらい……おいオーリ、どういうことだ（小一時間説教タイム）

・そのエレインが「一番年若い女性」だったということは、彼女より後には女の子が生まれなかったか、あるいは育たなかったということになります。これはフィスス族の男女が新月の日にしか会わないという厳しいしきたりのせいもありますが、パンダよりも絶望的に低い出生率もひとつの原因です。その理由は……いつか番外編で書けたらいいな。

・作中の月齢はなるべく現実の月齢に合わせています。

1952年7月の満月は7日（オーリがステファンを迎えに行った日）新月は22日（エレインの不機嫌メーターが振り切る日）

オーリがプロポーズしたのは12月17日ということになります。

しかしエレイン姐さんは新月に魔力が消えてても熊をシメるくらいの力はあるのでご用心ください。