第3話

「さっき、遺体を見てきた。首から上がないけど………間違いなくあれはハルト。」



「…………そう。」


その時、私の中で一つの思いが湧いてきた。



“ハルトの体の一部を見つけなきゃ”



気付いた時にはもう、駆け出していた。

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