《貴女に逢うために》





「悲しむヤツなんか誰もいないから、いつ逝こうかな…」

それが貴女の口癖だった


今はその口癖も聞けない


俺は貴女がほんとに逝くと思っていなかった


俺は貴女の後を追っかけたけど無理だった


お花畑の先の河岸まで逝ったら連れ戻された


悲しかった、惨めだった


貴女の居る場所に逝きたかった


逝けないなら


貴女の分まで生きようと決めた


貴女の分まで幸せを掴もうと決めた


俺が貴女の居る場所に逝けたとき沢山話しが出来るように…





(13/April/2007 XYZ)

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