どの歌にも、これ以上込めようがないぐらいの愛と悲しみと嘆き。
最愛の人である、紫の上様、その永遠の不在という現実は、受け止めようにも受け止めきれないほどの、喪失の大きさだったのだなと改めて思いましたです。
源氏さまのお姿を、どこかで紫の上さまが目にすることがあったなら、その頬に涙を流されながらも、とても優しく微笑まれるのではないかなぁと思ったりしています。
源氏さま、とりあえず……甘い物でもいかがでしょう(ぱふっ←半ば強引にお口もとへ飛んで来たのはわらび餅💦)
作者からの返信
きっとどこかで見ていますね、紫の上……(涙)
花となって香りを放ち、風となってその香りを運び、光となって彼を照らしているかもしれません。
優しく微笑みながら彼の肩に手をあてていますね。
お? おふっ?!
な、なに?
きなこがはふはふ!!
ぷふっ! (きな粉が口からとびだす)
ちょ、空! お茶淹れてくんね? おふっ!
空さんの妄想、大好きです(^_-)-☆
いつもありがとうございます。空さん♪♪
あんだけやんちゃしてた源ちゃんの落ち込んでいる姿を見ると切ないですね。
月が変わっても季節が変わっても、失ったものの大きさは癒える事がないですね。悲しい。
作者からの返信
無月さんがおっしゃっているけれど、落ち込んでいるなら他の女子のところに行きそうですよね、今までの源ちゃんなら。
花散さんや明石さんもいるのにね。
それなのに「他の奥さんに会っていても紫ちゃんじゃないから泣く」ってどうなんでしょうね。目の前で泣かれる明石の御方も気の毒ですよね。
なにより大切なものを亡くしているのに世界は変わらず動いていて月日も流れていく。
源ちゃんにしてみれば、自分にとってなくてはならない紫の上がいないのにどうして季節は巡るんだ、年間行事が滞りなく行われているんだって嘆いているんでしょうね。
今さらですけど、和歌の一首一首に気持ちがあふれていて、しかもこれまでの歌との強弱の付け方が本当に見事。紫式部先生は本当に凄まじい才能の塊だったんだな、とため息をつかずにはいられません。
諸々織り交ぜられたこの構成力、本当に凄い。
作者からの返信
最近調べたのですけれど、源氏物語には800首弱の和歌が詠まれているそうです。当然紫式部が詠んでいますが、もちろんそれぞれのキャラになりきっての和歌です。六条御息所など和歌の得意なヒトや末摘花のように和歌が苦手なヒト、精神不安定なときに詠んでいる紫の上の歌や今回の源氏のような沈みきった歌。本当にお見事です。
これが処女作で世界最古の物語なんて信じられませんね。
最古にしていまだ最高レベルの作品。
素晴らしすぎますね。
源ちゃん、すっかり抜け殻のようになってしまって……
あれからどれだけ時が流れたんですか。今までの源ちゃんなら「僕は今とっても寂しいんだ。この心の穴を君に埋めてもらいたい」なんて言って新しい子に色目使ってもおかしくなかったのに、それすらしないなんて。
紫の上が彼の中でいかに大きな存在だったかが分かります。
作者からの返信
本当ですよね。そんなセリフ言ってそうですよね!
それが「たまに女性を訪ねてもその人が紫の上じゃなくて泣く」ですからねぇ……。
亡くなってからはオンナ歩きしなくなったって、紫ちゃんからしたら
「あ」に濁点つけて
「あああん?」って言いたいですよね。
「わたしがいたって遊び歩かなきゃよかったのよ」
そういうことですよ、源ちゃん💦💦
源氏の歌も泣けてきますね💦
これほどの落ち込みようだったか。
桐壺さんの面影を追い、藤壺さんの面影を追い、紫ちゃん、他親族💧と、手にしてきましたが、紫ちゃんの代わりはいなかったんですね。
紫ちゃんが最愛の人だったのは本当だというのは、信じてあげましょう。
作者からの返信
他親族(;^_^A
そもそもね、代わりの人なんていないんです。見た目が似ていたってその人は別の人ですからね。
紫ちゃんが自分は藤壺の宮さまの代わりに興味を持ったって知っていたかどうかが書いてないんですよね。(たぶん……、ワタシの読み方が浅いかもしれませんが……)
紫ちゃんが最愛の人だったのは間違いなくても、紫ちゃんを幸せなまま見送ってあげられなかったのが源ちゃん最大の後悔ですね。