交渉人 枝川裕樹
アンクロボーグ
台風21号
『交渉人 枝川裕樹』
枝川裕樹は、大事な交渉に向かっていた。
政府専用の高性能の小型飛行機に乗り、高度6,000メートル上空にいる。
2週間前、台風20号の担当者は、交渉を失敗させて、最悪な結果になった。
大型に成長した台風は通過進路の1都7県で16名もの死亡者を出した。
その為、交渉人の中のエースである枝川が政府からの指名で駆り出され、台風21号の担当者としてココにいた。
それは11年前のこと。
気象庁の自然科学研究の機関がこれまで地球上に存在するのではないかと考えられていたが、まったく未知の存在であった、ガイア理論の実存を発見し証明し世界を驚かせたのだ。
その理論とは、ある一定以上の規模の地球上の自然現象には、人類とは、かなり異質だが、何らかの知性が存在しているということ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます