月明り

家族と過ごした


あの頃  月を見れば


「記憶が蘇ること」を


小さな僕はまだ意味が分からず





生きていればいつか訪れる


始まりがあれば 終わりもある


今その時を迎える


前夜の日に  僕は夢を見た




懐かしの日々が蘇り


そっと頬から涙こぼれ


少しずつ分かってきたあの意味が


大人になれば分かること

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る