第7話 旅立ち

旅立ちの準備は前からしていたので俺は荷物を持ち今家の前で二人と別れの言葉を交わしていた。「父さん母さん今までありがとう。ここまで強くなれたのはふたりがいたからだよ。」「お前の努力があったからだ。俺らは基礎を教えただけでな。またいつでも帰ってこい。」「やりたいこと見つけて好きなように生きなさいよ。」ふたりは涙ぐみながら言った。「ああ、行ってくるよ」俺は涙を隠すためすぐに振り返り森の出口に向かっていった。

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